今更なロシアレンズですが…
ロシアレンズって、安くて適当な作りで当たれば面白い写りをするーってのが一般的な印象かと思うんですが、今回hあその中でも結構マシな写りをするIndustar-61 L/D 55㎜F2.8を買ってみました。
2016年頃に国内のメーカーがミラーレス用としてこのIndustar-61 L/D 55㎜F2.8をマントアダプターとセットにして売ってましたが、それはそれなりに程度の良いタマが残ってることを意味するんだと思います。
で、ヤフオクでそこそこ良さそうな当該レンズを発見したのでポチったらそのまま落札。いつもの失敗パターンですが、今回は市場にタマがダブついていたのだと信じたいところです…
このレンズはLeicaコピーのFEDがLeicaと似ても似つかない姿に成り果てたFED5の標準レンズらしいです。
レンズ構成は3群4枚のテッサー型。酸化ランタンを含有した高屈折率硝材を含んでるそうで、シャープで色鮮やかな描写をするって触れ込みらしいです。
まあ、シャープさや色再現なんかは現代のレンズに到底敵わないと思いますので、オールドレンズっぽい描写で厳しい光源下でも破綻がそれほどないってなると嬉しいんですが、そううまく事が運べばよいのですが…
問題は最短撮影距離が1mってところ。
L39マウントのレンズなんで仕方ないのですが、ここら辺がレンジファインダー用レンズのツライところです。
とりあえず、小さくて携帯性が良いので使い勝手は良さそうですし、Industar-22みたいな沈胴レンズと違ってセンサーにレンズ後端が当たる心配をしなくてよいのも精神衛生上助かります。
後は逆光耐性がどれほどなのか試してみたいと思います。
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