FED4の名前違いです
またもやポチっちゃったカメラ。
よく「REVUE」って見ますが、CHINONの一眼レフだったり、MINOLTAのSRTだったり、MAMIYAのZE-Xだったりと色んなメーカーのOEMを販売してるドイツのメーカーみたいです。
今回のREVUE4はソ連のLEICAコピー機、FEDの名前替バージョンです。
前述したOEM元のメーカーをみるとコイツだけ精度に不安が大きいのが気になります。
REVUE4(FED4)は本当に普通のLEICAデッドコピー機だったFEDに対してソ連テイストなアレンジを濃く施していったものの4代目。形も随分と歪な箱型になりました。
言われないと元々Leicaのコピーだったなんてわかりません。
シャッタースペックは布幕横走シャッターでレンジは1〜1/500secと高速側が無理しないスペックとなってます。X接点も1/30secと遅め。
レンジファインダーのキモともいえる距離計は∞から1mで一眼式。距離計とファインダーが別々だったバルナック型のコピーだった初代FEDからは随分進化しています。
さらに流行りだったのか外光式露出計まで付いてまして、その分背が高くなってます。
シャッターダイヤルも小さく、シャッターを切るごとにダイヤルが回転するので巻き上げないとシャッター速度の設定がわからず大変不便。
ファインダーも採光窓も何も無いのでけっこう暗いです。
随分不格好ではあるんですが、戦前のLEICAをコピーしたFEDの初期型に比べたら格段に使い勝手は向上してます。
前述した通り、使い勝手が良くなるに従ってデザインにソビエト感が色濃く出てきてしまっていてます。LEICAっぽい雰囲気が感じられなくなってしまった結果、好きな人にはたまらない形状に進化してます。
因みに先日ポチってしまったIndustar‐61をつけると大変似合うのですが、それもそのはず元々FED4の標準レンズがIndustar‐61なので似合わないはずが無いんですよね。
FEDとIndustar‐61、両方の野暮ったい感じがお互い増幅しあってます。
ここで一つ気になったのが、ストラップの取付箇所が無いところ。
極寒のソ連だと革ケースは必須だったのでしょうか、ケースに入れずに使おうとすると大分使いにくそうです。
元々使いにくいところだらけのREVUE4(FED4)ですが、持ち出しにくいとなるとなかなか厄介です。
裏の三脚穴に手提げ用ストラップを噛ますしか無いのかもしれません。
肩がけしたいからFED用のケースでも探すかな…
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