観光害ってこう云う事か…
久々に京都へ公共交通機関を使って行きました。
行きは電車onlyで、帰りは実家へ寄るために市バスを使ったんですが、これがまあ酷い混雑具合。
乗車したのは特に観光地が多い東山線沿い。
京都に行ったことのある方ならわかるんじゃないかと思いますが、ここいらはオレンジ色の20×系統ばっかりで、バスの本数も多く走っているところ。
ところが、来るバス来るバスすべて満員の寿司詰め状態で乗り降りもままならないほど。平日の、しかも学校が休みな時期なのに恐ろしい混雑具合です。
そういえば一時、市バスの「営業係数ってヤツが問題になりました。
ザックリ言えば100円を稼ぐのに幾ら掛かってるかってのを表す数字で、100以下であれば黒字。以上なら赤字ってことになります。
京都市バスではバス停の時刻表にその数字が記してあって、乗客に窮状を訴えて同情を誘ってましたが、考えてみたらこんな詰め詰めの状態でもやっとこさ100を切るような状態なら、そもそもの運行形態・経営状態に重大な瑕疵があるって事ですよね。
時間通りに来ないわ、乗客が多すぎて積み残すわ、それでいて赤字って事なら根本的に間違ってますよね。
バスって乗り物は経営するのが難しいんでしょうけど、観光客がキャパオーバーなこの状況は何とかしてほしいもんですね。常時こんなんだとバスって乗り物は通勤通学をはじめとする日常用途に使えないんじゃないでしょうか?
上手いことやって欲しいもんです。
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