未だに残る遺構です。
これは関西本線と阪和線の杉本町駅を結ぶ短絡線の廃線跡らしいです。
元々現在の八尾空港である大正飛行場への物資輸送線として1942年に開業。その後の1952年に八尾駅 - 竜華操車場 - 杉本町駅間が開通したのですが、紆余曲折の末2004年に休止となり2009年には廃線となっています。
なので列車が走らなくなってから20年、廃船されてから15年経ってる訳です。
開発の余地がある場所ではないのか結構遺構が残っていまして、ちょっと前までは国道25号線を跨ぐ高架線も残っていたのも記憶に新しいところです。
で、今日は恵我之荘辺りで仕事だったんで、帰り道に寄り道してみました。
5年ほど前にも行ってみたんですが、その時は時間に余裕が無くて駆け足で見るだけでしたが、今回じっくり見てみると確実に撤去が進んでますね。
良い位置に走っていた貨物線なので、ワンチャン復活とかして欲しいなと思ってたんですが、当然ながら無理そうです。
でも、線路が残ってる区間は結構状態良く残っていて、いまにもEF15が貨車引いてやってきそうです。
残念乍らおおさか東線の開業で関西本線側は整備されてしまって遺構が整理されてしまってますが、他は微妙に残ってます。
少し南へ下ると道路をまたぐ橋や築堤なんかも残っていてイイ雰囲気。
しばらく廃線跡が色濃く残ります。
今となっては活用法なんて無いんでしょうけど、線路跡がここまで残ってると妄想が膨らんじゃいますね。
それにしてもこの線路が現役時代は学生だったんで見に行ったり記録したりできたはずなんですが、時間はたっぷりあったのになんで行動しなかったんだろう…
今となっては詮無い事ですが…
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