明るいレンズで仕切り直しです
前回撮影後の寄り道で購入した300円のケンコーテレプラス。
ミラーレスでも合焦をボイコットするぐらいに酷い状態でしたが、考えてみれば元のレンズも暗かったので、EF28-300㎜f3.5-5.6で撮ったのなら使い難くても仕方ないかなーと考えなおしました。
単純に考えて、300㎜F5.6に×1.4と×2を噛ますと、840㎜F16なんていうエグイことになっていたのでボイコットも已む無しです。
焦点距離が840㎜ってのはまあ置いといて、解放f値が16なんて大判用でもなかったような気がします。そりゃ合焦諦めても仕方ないのかもしれませんね。
テレコンと言えば70-200F2.8ですね
と、いうわけで、レンズを28-300㎜F3.5-5.6なんて暗いレンズから70-200㎜F2.8の定番レンズに付け替えて再度挑戦しました。
やっぱり仕事の撮影後にテストするもんで日が暮れかけてしまいます。
急いで遠景を求めて海辺へ行ってみたら日没10分前ぐらいの雰囲気。
日没時間に追われつつ、マスターレンズとテレコンをとっかえひっかえしながら悪戦苦闘して撮ってみました。
今回のはマスターレンズのF値が2.8なんで、×1.4を噛ましたらF4、×2を噛ましたらF5.6となるのでまだまだ余裕。2つ噛ましても3段落ちのF8という楽勝な状況です。
ただ、めんどくさいのが×1.4の純正テレコン(エクステンダー)を噛ましたときにはちゃんと合成F値のF4と表示されるんですが、×2のテレプラスだと付けてない状態のF値が表示されるので、いきなり2EV暗い状態になってマニュアル露出だとアンダーに設定してしまいそうになります。
面倒ならAE使って撮れば良いのですが、やっぱりマニュアルで撮ってしまう癖がついてます。なので、はじめは間違ってドアンダーな画像を量産してしまいました。
此処は拘りを捨てて絞り優先AEを使って仕切り直し。事なきを得たんですが、どうもテレプラスは合成F値も合成焦点距離もExifに記載されないので困ります。データ整理の時に大変めんどくさいですね。
結論として
28-300㎜の時は使いもんにならんなと思ったテレプラスですが、マスターレンズが良いとそこそこ良好な結果が出るみたいです。
とはいえ、サードパティなうえに古い製品なので色々と弊害があるのも事実。仕事や作品作りなんかのガチ目な用途には適しませんが、お金はかけたくないけどお遊びで超望遠の世界に触れてみたいー何て用途にはイイかもしれません。
何位よりも300円なんで、此処まで遊べたら大満足です。
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