貯め込んだフィルムを一斉処理です
なんて、タイトルで大言吐いてみましたが、実際に処理したのはブローニー2本と35㎜2本のみ。なんて悲しい現実…
正直このところの単価高騰でフィルムを買うのが結構ツライんです。
で、装填してからも勿体ぶった使い方をしてしまうんで、結果として面白く無いモノしかネガには乗らないという悪循環。ちょっと根本的に考えを改めないと無駄にフィルムを浪費するだけに終わってしまいますね。
困ったもんです。
とりあえず一連の流れ
フィルムの現像なんて興味が無い方が大半だとは思いますが、今回の雑で適当な処理のデータを記しておきます。
処理したフィルム:FujiAcross 120×2
ILFORD HP5PLUS 135×2
現像液:Fuji ミクロファイン(2017年期限切れ)
定着液:Fuji スーパーフジフィックス(消費期限:2020.11)
現像タンク:LPL4本タンク
現像時間:26°cで8分
定着:10分間
水洗:30分
とまあ、こんな感じです。
何よりも現像液が期限切れしか無かったのが結構イタイところです。
タンクに巻いて…
35㎜2本とブローニー2本なんで、4本タンク使っても2回まわさないといけません。
これが自家処理では結構めんどくさくて、乾燥したりの手間を挟むとあっという間に時間が経ってしまいます。
一日フルでやってもフィルム現像は4回が限度(気力的な意味含む)なんで、地味な割に丸一日潰されるぐらいの作業です。
幸いにも今日は息子が嫁実家でお稽古なんで、送迎の合間に現像できました。
それにしても、久々にフィルムをリールに巻くと下手になった自分に気づきますね。
昔は背中合わせにしたフィルムをリールに巻いて、1リールで2本現像なんて荒業もやてのけましたが、今では絶対に失敗します。さらには長い間カメラに入っていて癖がついたフィルムは巻きにくくてしょうがないです。パーフォレーションの部分がボロボロになってしまいました、幸いにも現像ムラは出ませんでしたが、今度からリール巻きはテスト用フィルムで練習してからしなきゃダメですね。
意外にも
3年も前に期限の切れた現像液でしたが、意外とすんなりと現像できました。
怖かったんで押し気味に長めの現像したんですが、功を奏したかたちです。
一体いつのが写真が入っているのか、戦々恐々としながら上りを見てみたら2年前が最古でホッとするやらがっかりするやら複雑な気持ちです。
全然フィルムを消化できなくて一年を通した画像が入っているフィルムを「カレンダーフィルム」なんて揶揄したもんですが、今ではカレンダーは当たり前で酷いものだと年表みたいになっているものもあるんですよね。
像がグズグズにならないうちに処理することを心掛けないといけません。
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