水門に描かれたローカルグループ
そういえばもう10年経つんですよね。
NHKの大河ドラマで平清盛の話が放送された年、神戸ではこの機会に平清盛関連で地元を盛り上げようと色々イベントを催してました。
福原京跡に近い商店街では「キヨモン」とかいうリスペクトの感じられないキャラクターが作られてましたし、神戸の卸売市場周にも妙にディフォルメされた清盛の人形がそこかしこに置かれてます。
そして極めつけが「神戸清盛隊」
平家の主要メンバーに謎のオリキャラを加えた7人のグループです。
NHK大河の主役、平清盛役は松山ケンイチ氏。平安貴族っぽい平家のイメージってのは細くて切れ長の目だったのかもしれません。言われてみればそんな感じです。
源氏は粗野で荒っぽいイメージなんでkントラスト付けるにはそんな感じが良かったのかもしれません。
さて、清盛隊ですが同時期に平清盛を名乗る人が二人いると、どうしても片方は「パチモン」っぽく写ってしまうものです。コレジャナイ感ってヤツですね。
そして、テレビーしかもNHKの大河ドラマって言う大枠の力は物凄くて、毎週のように更新されるそれは強く印象付けられるので、結果としてローカルグループの方が「パチモン」の烙印を押されてしまいます。
しかしながら、NHK大河ドラマの放映期間は1年間。次の年にはまた違うものがはじまり舞台は神戸から遠のいていきますが、ローカルグループはその場所でそのまま活動を続けていきます。
残存者利益的な話ですが、そんな感じで神戸清盛隊は生き残ったみたいです。
初めは違和感アリアリでしたし、謎のオリキャラを始めとしてメンツもピンと来ない感じ。
ですが、地元のジャスコとかで定期的にイベントしてたり、他府県に遠征してたりと地道に活動を続けているみたいで、今では何となく親しみを感じてしまってます。
平家っていうのは、歴史上負けた側なんで源氏にネガティブキャンペーンを張られて悪い印象を受けるモチーフだと思うんですが、個人的には結構好きだったりします。
能とかでも色々出てきますし、「源平討魔伝」なんてのも好きでした。
平家のイメージアップの為、神戸清盛隊にはこれからも頑張って欲しいところです。
↓良かったらポチってやってください