キットレンズは高性能なんでしょうけど
ヤフオクでE-3を落としたときに付いてきた、ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6。
単にE-3だけが欲しかったんで、付いてきたことすら忘れてました。
全く存在を忘れていたんですが、久々にE-520を引っ張り出してきたらこのレンズが付いてきたんで存在を思い出した次第です。
エントリークラスのキットレンズだけに筐体含め随所にコストダウンの成果が露呈していて見た目は非常にっぽい感じ。距離環なんて存在しないですしマウントはプラスチックです。
考えるまでもなく距離環なんてAFがスタンダードな上にデジタル時代の今ではほとんど必要ないですし、マウントがプラスチックでもそれほど困りません。なによりもOLYMPUSはボディもレンズもどちらも非常に軽量なんで、金属マウントなんてのは過剰なのかもしれません。
そんなことよりも軽くなることのほうが商売的にもメリットが大きいので、そのあたりはこれで正解なんですよね。
可もなく不可もなく
35㎜換算(この言い回しも一般的になったもんです)すると28㎜〜82㎜の標準ズームなんで、使い勝手はすこぶる良さそう。
F値が3.5〜5.6なのはチョットくらいかなって思いますが、次のレンズを買わそうとするならいい具合の足ら無さ具合。もっと明るいレンズが欲しくなるぐらいじゃないといけませんからね。
あとは最短撮影距離が0.25mなんで、一般ユーザーには不自由さをあまり感じさせることなく、少しわかってきた人にはより良いレンズが欲しくなるようにさせるという、いい塩梅の足り無さです。
ちなみにこのレンズは「ED」仕様(エエレンズが入ってますよ仕様)もあるみたいです。検索してみたらED仕様ばっかり出てきたんで、てっきりこのレンズも「ED」を冠しているものとばかり思ってましたが、このレンズは「素の」ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6みたいです。
どうやらZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6は、新型カメラが出るたびに細々とマイナーチェンジしながらバリエーションを増やしてきたようで、その種類の多さからOLYMPUSのカメラ自体が結構売れたんであろうことが伺えます。
マイクロフォーサーズのM.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 もメチャメチャバリエーションありますしね。往時の勢いが伺えるってもんです。
エエレンズなんだろうなとは思うものの
それなりに良いものなんだろうとは思うんですが、焦点距離の中途半端さとF値の暗さから、持ち出す機会はほぼゼロ。
何よりもZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWDがあるので、焦点距離もF値も実質的に一段以上劣る同レンズを使う意味が見いだせなかったりします。
E三桁シリーズを使ってるならノソ小ささはアドバンテージなんですが、E-3使ってるとレンズが多少小さかったところでそれほどのメリットがなかったりします。
というよりもデカイレンズのほうが収まりがいので、結局はZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWDがありゃ十分ってことになります。
E-420 とかE-620があればいい感じにバランス取れるんですけどね…
ただ、せっかくオマケで付いてきたので時間があるときにでも
とZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWDを比較検証してみようかなーなんて考えてます。
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