同じ持病持ってても不思議じゃないですが
とりあえず動くかどうかのテストをしようと思ってLR-44 電池を詰めてみたところ、「カシャン」という乾いた音と共にシャッターが切れました。
コレは僥倖と思って気を良くして二回目のシャッターを切ろうとシャッタボタンを押し込んだところ、ミラーが上がって降りてこなくなりました。
所謂「ミラーアップ」故障の状態。
おやおやこれは…先日のXR-7と同じ症状ですね。
blog.kobephotomic.workいかに兄弟機とは言え、同じ病気でダウンしてしまうとは情けない…
XR-2なんて精度的には信用できなくてもちゃんとシャッターは切れました。
XR-20SPは瞬間絞り込み測光の兼ね合いからプログラムAE時とマニュアル時のタイムラグの差が大きいながらもちゃんと動いてるように見えます。
その中間のXR-7系が尽くダメなんですよね。
XR-7系の故障について色々調べてみたところ、どうもシャッターダンパー等の緩衝材的な部品が劣化して大事なところに挟まって動かなくなるーといった流れみたいです。
端的に言えば経年劣化による部品破損ですね。
破片を除去してやれば動くみたいですが、落後した緩衝材は無くても大丈夫なのかが非常に気になります。
そういえばこのXR-Sはマウントの下部分に素人修理の生々しい傷跡があって気になってたんですが、何度かこういった部品の劣化による故障があったのかもしれませんね。
雑な組み直し方からして、精度的なものは期待できませんが、動くならちゃんと動くように戻してやりたいところ。
私も底板を外そうと試みたんですが、手持ちの精密ドライバーの中から+ドライバーの最小を使っても若干ドライバー側が大きいんで、もうちょっと精密なヤツを買わないとダメそうです。100均だと無理があるのかもしれません。
直ぐにネジ舐めちゃいますからね。
ジャンカーならそろそろちゃんとしたメーカーのドライバーを買わないとダメですね。
そして何より、このXR-Sは始めにシャッターが切れちゃったもんで、妙に愛着が湧いちゃってたりします。
変態ですね。
初めから壊れてたらハズレ引いたって感じで仕舞い込んでおくんですが、なまじ動くだけに小憎たらしいです。
さらに言うと
XR-Sの方は自転車のテールランプ用電池がカメラ駆動用充電池に使えるとか言う情報もありましたんで、是非やってみたいんですよね。
ただそれには機械的に壊れてたらマズいんで、先ずはLR-44 でも動くように修理をしないといけません。
忙しい時期に厄介な案件を抱え込んでしまいました…
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