廉価カメラの代表格ですよね
以前「部カメラ」って状態のヤツを手に入れたRicohのXR-10M。
ヤフオクで良さげなのがあったので手に入れてみました。
発売価格が安すぎたからか、そこそこタマ数の多いのがXR-10Mの強みですよね。
今回の個体にはSIGMAの24㎜F2.8が付いてたのも決め手となってます。24㎜はRicohの純正ではラインナップが(確か)ないので、SIGMA謹製でも良いですよね。
この時代のSIGMAはデザイン的に好きではないですが…
そうこうするうちに届いたXR-10Mはなかなかの美品。
以前、松江のキタムラで入手した「部カメラ」と記された同機とはエライ違いです。
blog.kobephotomic.workあの個体はファインダーの液晶が死んでいて困ったもんでしたが、コイツは外装が奇麗なだけに期待が高まります。
…っと思ったら、レンズ取り外しボタンが外れて金属地が剥き出しになってました。
まあまあ、このぐらいなら我慢できる範囲。寧ろ金属ボタンがカッコイイとすら思えます。
で、行方不明になった電池を補完しながらいろいろな種類が混ざった雑多な電池を挿入して、確認するとファインダー表示も生きていて良い感じ。
操作系が非常にマズいのがこの時代のRicoh最大の欠点ですが、ファインダー表示は秀逸です。OlympusのOM-4をインスパイアしたバーグラフは、理論的には非常に良い表示方法なのでテンションは上がります。
さてさて、シャッターは…と思ったら、シャッターが上がらず巻き上げだけされてしまってます⁉
嗚呼…またハズレ引いちゃったみたいです…
で、諦め混じりに動作確認をしてみると、4回ぐらいレリーズボタンを押したらミラーが中途半端に上がり、もう一度レリーズボタンを押し込んだらシャッターが切れるようです。その間、レンズの絞りを動かすレバーが徐々に上がっていきますので、何かが引っ掛かっているような印象を受けます。要するに壊れてます。
こうなると、下手に外観が好いのが恨めしいところです。
ファインダーの液晶も生きてるので、件の「部カメラ」とニコイチで修理するのが良いのかもしれませんが、ハズレ引いたのが若干ショックで修理する気力が湧きません。
そのうちニコイチ修理するか、また新たに三個目の個体を入手するのか、何らかの方法で仕上げたいと思います。
それにしてもXR-10Mとはあんまり相性が良く無いなぁ…
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