久々にEOS5Dを引っ張り出してみたら…
機材を整理していて久々にCanonのEOSの5D(無印)を引っ張り出してみました。
パット見で興味ない人が見たら同じ様に見えるんでしょうけど、今からコレ使って大事な撮影に臨めーって言われたら怖いですね。
楽な機材に慣れてしまうと色々鈍ってしまうのがわかります。
レスポンスとかAWBの正確さとかでは現在のカメラに比類し得るもんじゃないんですが、基本は押さえてるのが憎いところ。
考えたらあのとき12MPで凄かったなぁ…なんて感傷に浸ってると、ストラップの解れ具合が目に付きました。
CanonってT90辺りからストラップの留め具が板曲げたような雑なヤツになってしまっていて、EOS-1でもKissでも同じような形なんですよね。T90だとコストダウンしすぎてプラスチック製で留め具が割れたりしてたんですが、流石にEOS-1系だと芯に金属入れてプラで覆うようなやり方に改められていて、少しはマシにになってました。
ところが、EOS5Dは撮像素子にコスト全振りした結果なのかペラい金属の輪っかだけになってます。こんなやり方だとストラップと留め具の擦れる面積が狭いので、そこだけ磨り減って傷んでしまうんですよね。
ご多分に漏れず私のEOS5Dのストラップ事情も酷いもんで、現役使用時はストラップを都合3本使い潰すようなコスパの悪い事になってました。まあ、クリップオンストロボとバッテリーグリップのついたボディに、重いレンズをぶら下げて走り回ることも多かったもんで、ストラップの負担は結構なものだったので痛むのも已む無しです。
久々に見たEOS5Dのストラップは少しだけ太い糸2~3本で辛うじて繋ぎ止められている状態でした。よくコレで事故にならなかったなと冷や汗モノです。
NikonみたいにNPSが点検の度にストラップを付け替えてくれるならこんな惨事にならなくてよかったんですが、CPSはストラップをくれないので自腹ストラップ3本は本来要らない出費として考えたらなんとも勿体ない話でした。
まあ、その辺りは自己責任でちゃんと点検を欠かさないことが肝要ですね。
カメラが地面転がってからじゃ遅いので…
皆様もストラップの具合を再確認して事故の無いようにお気を付けください。
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