ZENITは期待を裏切りませんね…
ロシア機にもフィルムを通してやろうと思ってZENITのKmPlusを久々に掘り出してきました。色々とアレなカメラですが、機構が単純な分だけ安心感もあるかなと思たんですが甘かったです。
ZENITのKmPlusはマニュアルフォーカス、AE付きでフィルムは自動巻き上げ巻き戻しのカメラです。1980年代の廉価版カメラって感じの性能ですが作られたのは21世紀。生い立ちからして露西亜っぽさが溢れ出してます。
で、そんなカメラにいきなり貴重なフィルムを入れるのは気が引けるので、テスト用の適当なフィルムを噛ましてみたんですが、どうも挙動がおかしいんですよね。
巻き上げが非常に不安定で、マニュアルでシャッター速度を指定しているにもかかわらずシャッター速度が不安定。どうもおかしいなと思いつつ、フィルムを巻き戻して二セット目に突入したら益々不安定に…
先ず、シャッターが切れなくなったので巻き戻そうとしたら巻き戻しボタンを押したら逆にシャッターが切れてフィルムが巻きあがります。
こりゃダメだと思って放置プレイをしていたら、10分ほどしたところで触ってもいないのにいきなり巻き上げ音が止まらなくなりました。
慌ててZENITを持ってみたら構えて左側、正面に見て右側の出っ張りが異常に熱くなっていて物凄いコイルの臭いがします。
こりゃモーター焼けたなと思いつつ電池を外すと電池も熱熱。
放置して出かけたりしていたら大変ヤバいことになっていたと思うとちょっと怖くなりました。
古いカメラを保管する時は電池を抜くってのが鉄則ですね。
皆さんもお気を付けください…
因みにZENITはその後通電するものの全く動いてくれません…
コレは完全にモーターが逝きましたね。ヤレヤレ
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