阪神御影駅下の池です
御影クラッセで時間を潰す必要があったんですが、ふと思いついて御影駅高架下にある沢の井を見に行きました。
沢の井ってのは神功皇后絡みの史跡みたいで、朝鮮征伐の帰り道に神功皇后が化粧をするため泉に姿を映した所、その姿が鮮やかに映し出されたことから神戸市東灘区の一地域が「御影」と名が付くことになった伝説の元となる井戸。ほかにも南北朝時代にこの泉の水で酒を醸して後醍醐天皇に献上した所、たいそうよろこびその酒を納めたーとの言い伝えもあって、なかなかきな臭い歴史に絡む井戸のようです。
高架下なので常に陰になる立地だからか水は不自然なほどに澄んでいて、ちょっと不自然なぐらい。澄んでいるので底も見えて、なかなか深く見えます。
以前は鯉も泳いでいましたが、今回はミシシッピーアカミミガメがな2匹とクサガメのようなのが一匹。外来種に席巻されつつある神泉ってのもなかなか世知辛い感じです。
因みに池の周りは高架下商店街の裏手になるので生活感がアリアリ。なかなかなコントラストを見せてくれます。
因みに高架下商店街は耐震補強するためか、絶賛立ち退き要請中みたいで閉まってる店もちらほら。
此処は八百屋さんとかかまぼこ屋さんとか、安くて良い店が多いだけに無くなると寂しい気がするんですが、これも時代の流れでしょうかね?
阪急御影駅と違って阪神の御影駅は下町感があってイイ雰囲気なのでいつまでも残っててほしいもんです。
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