G5ってイッパイありますね
前回のα-7でやり方を覚えてしまったヤフオクで、またやってしまいました。
今度はコンデジなんで額が小さめーなんて思ってたら送料がプラスなんですよね。
思ったよりも支払額が嵩んでしまうのはヤフオクあるあるでしょうか。
で、今回の獲物はG5です。800円でした。ジャンク箱から拾うよりも安かったので…
それにしても、G5って名前の機械って沢山あり過ぎるので困りますが、今回のはCanonのG5、しかも一眼レフっぽい見てくれのG5Xや、スマホとの連携を強化したG5XMk2とかではなくて、2003年発売の無印であります。
毎度のことながら今更感がイッパイです。
G5について
PowerShotシリーズってほどほどに小さくて安いラインのaシリーズと高機能なGシリーズとに分かれてましたが、GxxシリーズはEOSDigitalを買えない人が使うのにちょうどいい価格帯で、それに近い機能を備えていました。
地方の専門新聞で記者をしていた頃、デジイチはまだ高かったので、前の前の型のG2を真剣に買おうとしていたのですが、見栄が先行してしまって一眼っぽい見た目のフジの6900Zを買ってしまったので、あの系列に対する未練がありました。
背面液晶が未だ信用ならないときに、雑とはいえ光学ファインダーは有効でしたし、RAWデータは撮れるし、CanonのストロボはTTLで使えるしで言うことなしでした。
なんであの時G2にしなかったんだろう…
因みに
このG5、見た目はまんま前の型のG3です。
アメリカ製レンジファインダー機のArgusC3に大変よく似たデザイン。
弁当箱っぽいとも…
登場時はそのG3をただ黒くしただけみたいなボディシェルで新鮮味はゼロでした。
1/1.8型の小さなCCDの総画素数は約530万画素で、有効画素数は時代相応で5MPと控え目。因みに前の型のG3は4MPでこれまた新鮮味が無いスペックです。
流石に物足りないのですが、用途によっては十分です。
レンズは35㎜換算で35-140㎜。この時代のヤツはどれもこれも広角が弱いんです。
ただ、F値は明るく広角側でF2.0、望遠側でもF3.0と明るめ。
感度はISO50~400と、フィルム時代か?ってほどにレンジが狭いですが、F値の明るさでカバーする算段みたいです。
でも、高感度に慣れた今では、さすがに上限がISO400では厳しいですよね。
またもや…
困ったことに、コイツにもあの素材が使われています。
そう。加水分解するあの素材が2003年発売の機体に使われてしまっています。
場所はグリップの上っ面だけなんで、とりあえず引っぺがして革でも貼り付けておけばいいんでしょうが、何気に出てきてストレスになる素材ですね。
折角の金属製が台無しです。手がベッタベタ…
あと気に入ったところと言えば、ボディ上部にシャッター速度等々を表示できるサブ液晶が付いてます。メイン液晶が極小なんで表示を出すとゴチャゴチャし過ぎなんで、地味に便利そうです。
ダイヤルはシャッターボタン手前側にメインダイヤルがあるだけですが、撮像素子が1/1.8サイズなんであんまりボケないでしょうし、多分それほど使いにくくはないんじゃないかな?とりあえずは、使ってみないと何とも言えませんので早く撮影に行かないといけません。
届いた機体は
グリップの劣化が惜しい
オークションに出された17年前のカメラですし、注意書きにも「グリップ部劣化」と明記してあったので、他の部分もお察しだろうとコンディションに関しては期待せずにいたのですが、グリップ部を除くとあとはレンズガードに傷があるぐらいで大変きれいな状態。出品者の方が大事に使われたか、それともあまり使うことなく仕舞われていたのか、どちらにしてもきれいな状態ってのは嬉しいもんです。使うのが楽しみです。
ただ、買ったことを妻に言ってないので、何と言い訳しようか思案中です。
無駄遣いには違いないからなぁ…
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