グラサンに映える夕焼け
雨上がりの夕焼けって、結構映えますよね。
たまにハッとするくらいの夕焼けになることがあります。
ウチは西向きにベランダがあるもんで、頻繁にエエ感じの夕焼けを見ることができるので、イイ感じの夕焼けになった夕方は悦に浸ってしまいます。
今日はそれほど良い夕焼けでは無かったんですが、5年前が凄かったみたいです。
と、言うのもFacebookで5年前の今日は?-みたいなの出てきますよね?それがイイ具合の夕焼けだったんです。
なので、ちょっと昔の自分を真似しようと思い立った訳です。
被写体は5年前と同じ息子02で…
夕焼けのタイミング
夕焼けの時って、明るい所から徐々に暗くなってきて陽が沈むころに消えてしまうのですが、陽が沈み切ってしまって一瞬後に明るくなって、それが消えると夜になります。
その一瞬が「黄昏時」とか「逢魔が時」とか言われる頃ですよね。
記憶の随所随所にそんな夕暮れの光景が焼き付いて、たまにフラッシュバックみたいな感じに記憶が蘇ったりします。
折角なんで、少しでも記憶に近い光景を写真で残そうーなんて考えです。
「黄昏時」と「逢魔が時」
同じような頃合いを指す言葉のようですが、何となくニュアンスが違いますよね。
気分とかその日の出来事にも左右されそうです。
因みに私は
黄昏時:何となくエエ感じに悦に浸れるような黄色い感じの光。
逢魔が時:何か気味悪いぐらいに赤く暗い感じのする光。
ってイメージです。
友達と楽しく家に帰ったり、旅行先で宿へ向かうときに夕焼け見えたりって時は黄昏って感じしますし、家に帰りたくないときとか嫌なことがあった日の夕方なんてのは逢魔が時って感じですね。
ホントに何となくですが…
昔の写真
やっとこさ本題に入る訳ですが、前述した昔の写真って相当紫っぽいんですよね。
赤紫って感じ。
ハッとするような鮮やかさだったのを覚えています。
こういう時が「逢魔が時」なんでしょうね。引くぐらいに鮮やかでした。
この時はちょうど息子02がグラサンかけて遊んでたんで、慌ててベランダに連れ出して撮ったのを覚えてます。グラサンに映る夕日を撮りたくなったんですよね。
レンズは確か16-35㎜でした。
この頃は文句言わなくてかわいい子だったなぁ…
翻って今は…
それから5年。
この前も丁度、同じように夕焼けが奇麗な日だったんで、同じシチュエーションで撮ってみようと思い立って息子02に声をかけたんですが、反応が良くありません。
5年も経つと可愛げって擦り減ってしまうもんですね。
ブー垂れる息子02をベランダに連れ出して撮ろうとしたんですが、何故か昔のと比べると全然違う雰囲気。
因みにこの日は黄色い感じの光で「黄昏時」って雰囲気でした。
寄ったり引いたりしてあれこれ試したんですが、どうも思ったのと違います。
「あれ?こんなんやったかな?」
なんて思ってる間に夜になってしまいました。
一番の原因は付けていたレンズが50㎜だったんで、全く違うものしか撮れません。
何となくの記憶でやっちゃダメですね。
夕焼けは時間勝負なもんで、無情にも時間に負けてしまいました。
結局
大事なんで二回書きますが、夕方の撮影って時間勝負なんです。
ちょっと気を抜いたら明るさも色も変わってきます。
同じ光は二度と来ないので、常に気を抜かずにいることが肝要ですね。
日が暮れてから思ったんですが、モデルとなる息子02の身長が伸びていたことも誤算のひとつ。そりゃ記憶と一致しないわけだと思いました。
撮影には何よりも段取りってのが大切ですね。
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