米子に行ってきました
週末は米子で仕事だったんですが、山陰地方って関西から行くと交通の便が悪いので、前泊&後泊となってしまいました。
そうなると市内を見て回りたくなるのは当然ですよね。宿泊したのが大手チェーンのビジネスホテルだったので、無料で自転車借りられたのはラッキーでした。
米子市内は典型的な「後から国鉄の駅が出来た町」だったので、駅前はビジネスホテルと居酒屋ばっかり。それなりに人通りはあるっぽいのですが、面白くはありません。
とりあえず、栄えてそうな市役所周辺に行ってみると、街自体はそれなりなハコが揃っているのですが、どうも活気がありません。
付近には商店街と高島屋がありますが、空き地や空き店舗が目立つので、国道沿いのほうが活気はありそうです。地方は車社会ですから仕方ないのかもしれません。
時代の流れとは言え、何だか寂しいですね。
目的地は
初めは自転車で境港まで行ってやろうかと思ってたんですが、どうやら結構な距離がありそうなので断念。クロスバイクとか貸してくれたなら「一丁行ったるか」って思えるのですが、ママチャリだと気分が乗りません。
まあ、仕事もあるので近所のキタムラとハードオフに目的地を変更しました。
キタムラでは収穫があったのと、米子のハードオフは出雲市や松江市と違ってそれなりに機械類や楽器・工具なんかが多くて「ハードオフ」の名に恥じない品ぞろえでした。こうでなくっちゃイカン。出雲市や松江市の古着ばっかり売ってる所は猛省してもらいたいところです。
市内には…
そういえば、米子市内にはそこそこな品ぞろえの模型屋さんが近くに2件あったりして、活気には欠けるもののなかなか楽しい所でした。車で行ったなら迷わず入店して自分用土産が増えていたところなんですが、予算が無いからと高速バスで往復の挙句、荷物を減らすために小さめのカバンに無理矢理着替えを詰め込んできたためにイランモノ買ってしまったら後々困るのは目に見えていたのでグッと堪えましたが、昭和感あふれる模型店の健在ぶりに嬉しくなってしまいました。
あと珍しい所ではブラザーとジャノメミシンの代理店が営業してました。最近トンと見かけなくなったミシンのお店ですが、商店街には活気が無いながらも営業を続けておられる様は頼もしささえ感じました。
米子の方々はモノづくりに熱心なんでしょうかね?
大変素晴らしいことだと思います。
境港線
とまあ、そんな感じで市内散策を堪能していると境港線の線路にぶち当たりました。
GoogleMapで地図見ながら移動していたんで、踏切の位置も把握してます。
さて、踏切渡ってーと思ったら
「危険ですので線路横断はしないでください・米子支社」
の立て看板が…
GoogleMapを見ても渡れるように示されてますし、
何よりも
「どうぞわたってください」
みたいな形をしながら渡っちゃダメってのが何とも腑に落ちません。
「このはしわたるべからず」みたいなトンチかと思いましたが、真面目に書いてあるみたいです。
一瞬、無視して渡ってやろうかと思いましたが、ヘタレなんで止めました。
自転車ですからね。迂回しても苦ではないです。
機になったので調べてみたらこのテの踏切は「勝手踏切」とか言われる類の踏切で、自動遮断機・踏切警報機・踏切警標などが一切ないのと、線路所有者が認可してない踏切で、最近は幼児の死亡事故があったことなどから撤廃に向けて動きがあるようです。
ただ、東海道線とかの電車が130㌔出すような基幹幹線且つ高速路線の場合だと、危険でしょうし撤廃するのは当然なんでしょうが、今回行ったところみたいに気動車が走るようなローカル線且つ駅近くで走行速度も遅いところだと存続の可能性を探っても良いように思いますね。