70-200F2.8の中では最安?
文句はあっても飛び抜けた所があるなら、多少の不便には目を瞑っても良いと思うものです。
デカい・重い・AFが遅いーなんてのは、多少使い続けている機材に対して感じる不満点としてはよくあるもの。
まあ、それらの不満点があっても使い続けるのは、よっぽど愛着があるか、若しくはある用途ではその機材しか使えないからーのどちらかでしょう。
私がTAMRONのA001を使い続けるのは、後者の理由からです。
出来れば新型に替えたいんですが、新型を買っちゃうと手持ちのレンズと性能が被るんですよね。困ったもんです。
購入動機
何よりもこのA001、値段が安いのが魅力でした。
新品で6万円を切るプライスは純正のF4クラスレンズよりも安いお値段。
動き物を撮らないならーなんて考えでついつい買ってしまたのでした。
その時は手持ちの望遠ズームレンズはEF70-200㎜F4Lしか持ってなかったので、ちょっと試してみたい気持ちもありました。
純正のEF70-200㎜F2.8Lisはモデルチェンジを繰り返して修理が心許なくなるのと、借りた時に感じた逆光耐性の無さに手を出しかねていたので、渡りに船と言う感じでした。
初めはオールマイティーに
「70-200はF4で十分」なんて嘯いていた当時の私ですが、やはり開放値F2.8の恩恵は多分にあって、あっという間に常用レンズに。
逆光耐性もそれなりで、描写は結構イイ感じ。
これは良い買い物したなーなんて思っていたんですが、最大の欠点がありました。
それはオートフォーカスにしたときの「作動音の大きさ」と「動きの遅さ」。
作動音ですが、モーターとギアの雑音が1985年のα7000のようで大変ウルサイのです。
ヨドバシで手に取って確認したときは「思ったほどうるさくないな」と感じたんで購入したんですが、静寂なところで聞くと本当に耳障りなぐらいウルサイんです。インタビューとかでも一度ピントを外すと合焦点へ戻ってくるまでに結構な騒音をまき散らすので冷や汗かきます。
考えてみたらヨドバシカメラなんていう雑踏の中で作動音を確認したって何の意味も無いのでした。今後の反省点です。
なので、結局は純正のEF70-200㎜F4に戻るのでした。
捨てる神あれば拾う神あり
やっぱり使い難いレンズはダメやなぁ…なんて思っていたんですが、意外な転機が訪れました。
普段撮っている居酒屋さんのメニュー写真で発注先から「もうちょっと引いたのも添付してくれ」って言われたんです。でも、料理撮影の際はマクロレンズを付けたカメラを三脚に固定して撮るもんで、一々レンズ交換してたら効率が悪いです。
そこで、目を付けたのがこのA001。
最短撮影距離が0.95mなので、200㎜ならメチャメチャ寄れますので単品料理の写真も楽々。
コースの写真も初めに90㎜辺りで撮影したのを店側に見せてOK貰ったら、70㎜に引いたのも撮って、発注先に渡せます。
これはこのために買ったようなものだと思って、それ以降は料理撮影専属レンズにしています。
その間に純正のEF70-200F2.8も買い足したので、料理撮影専用&壊れた時の予備レンズとして活躍してもらってます。
擦り切れ
そんな感じで縦横無尽とはいかなかったんですが、飛び抜けた近接性能で重宝させてもらっていたA001ですが、コストダウンの影響か、それとも用途に合ってないからかズームリングがスカスカになってきました。
それだけなら別にイイんですが(いや良くないか)、三脚に固定して少しした向けた状態で使うんですが、自重で焦点距離が動く事態が発生。露出をバラシて撮ってるときに画角までバラバラになってしまうという嫌な事態になってしまいました。
調整出すにもコイツの代替が難しいので、とりあえず今は画角が決まったらパーマセルテープで固定することで急場を凌いでいます。
外観はゴツくて重くてガッチリしてそうなのに、内部は随分とデリケートだったみたいです。
新型に替えるのも気が乗らないので、騙し騙し使っています。
もう一度同型買おうかな…
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