EOS-R6導入に向けての下準備
そろそろ本格的にミラーレス化をしていこうと思ってまして、以前借りたEOS-RをCPSで借りてみました。
本当はEOS-R5かR6を借りようと思ったんですが、大人気らしくてデモ機は払底。
仕方ないので軍艦部がR6に近いEOS-RPでも借りようと思ってたんですが、窓口で「EOS-RとRPは電池が違うのですが大丈夫ですか?」なんて言われたんで、怖気づいてしまってEOS-Rを借りることに。
以前に違う組み合わせで借りた時は、結構活躍してくれたEOS-R。
今回はもうちょっと設定等々を煮詰めたいなと思って借りました。
待望の新型機
EOS-Rが発表された時って、そりゃもう大騒ぎでしたよね。
やっとSONYのα7(ハイフン無し)にタメ張れるミラーレスが出たって事で、Canon使ってる皆さんの期待度はMAXでした。
いくらアダプター経由でCanonのレンズが使えるからと言っても、オートフォーカスは激遅になりますし精度的にも何だか怖い所があります。
なので、Canon製のフルサイズミラーレス機はCanonを使っていたユーザーにとってロードマップの指針みたいなものでした。
EOS-Mってのはお手軽なミラーレスとしては良いのかもしれませんが、本格的に使うにはどうも分が悪かったので、待望の新型機でした。
詰めが甘い…
ところが、満を持して発売された新型機はどうも物足りない。
何よりも先ず、メディアがSDカードのシングル。
これがいけない。
確かに信用できるカードを使って、常に以上ないように気を配りつつエラーが出たりしたようなメディアは即廃棄して…なんてやれば大丈夫なんでしょうが、ちょっと心配なメディアを使うこともあるでしょうし、JPGとRAWを別々に記録したいときもあるでしょうし、撮ったものを即渡したりするときにコピーが無いと困るでしょうから、ダブルスロットじゃないと困ることが多いんですよね。
なのに、EOSーKIssみたいなシングルスロットは、ハードに使う層には大変いただけませんでした。
オートフォーカスの性能
オートフォーカスの速度と精度は今のカメラにとっては相当重要なファクターですよね。
なかでも、SONYが仮想敵国みたいなもんなんで、新型機はα9には敵わないまでも、ベーシック機のα7には勝たないといけない訳です。
でも、ここ数年でオートフォーカスの性能は水をあけられているのが現状で、中でもαのウリである「瞳AF」ってのが何とも凄い機能なんです。結果的にSONYを大きく引き離すような凄い機能を盛り込むことはできず、中途半端な立ち位置にとどまってしまうことになってしまいました。
窓口でも「以前にお貸しした際、EOS-Rはどうでしたか?」なんて訊かれたんで、そこそこ満足した旨を告げたところ、少し意外な顔をされました。
不思議に思って真意を聞くと「ほかの方からは結構辛辣なご意見を頂戴したもので…」なんて言われ、ユーザーの機材を見る目の厳しさを垣間見た気がしました。
私自身はそこまでシビアな使い方してなかったのか「これぐらいならエエんちゃうの?」みたいな感想だったので、もうちょっとカメラに対して真摯に向き合わないといけないのかもしれません。
つまるところEOS-Rへの期待度が高すぎた分だけ評価も厳しくなったんでしょう。
EOS-Mが出たタイミングでEOS-Rも発売していたらCanonが天下取ってたんじゃないかと思うと惜しい話ですね。
今回発売となったEOS-R5/R6で捲土重来出来たらいいんですが…
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