私は結構好きでしたが…
先日EOSR6を導入したんですが、手持ちの機材で真っ先に割を食ったのはEOS6D。
元々予備役に降格していたんですが、5Dmk3やらmk4が押し出されてきたので、使う機会が激減してしまいました。
手持ち機材では5Dmk4と共にWiーFiでテザー撮影が簡単にできるカメラだったので、予備機としては結構重宝していました。
婚礼撮影とかでも使ってたんですが、発注先から「シングルスロット禁止令」が発令されてしまったので、泣く泣く予備役になったんですが、いざダブルスロットのカメラばっかり使ってると、特に古めのSDカードを使っているときにシングルスロットが怖くなってしまったので、予備役(信用できるカードのみ使用)となっていたものです。
MkⅢが高すぎたので…
その昔、二台目のEOS5Dmk2を買った一か月後にMK3 が発売されたトラウマから、なかなかMk3を替えずにいたんですが、これがなかなか値下がりしません。
やっと買いはしたんですが、mk3はmk2の終値(売値の最終値段)よりも倍近いお値段でした。
おいそれと二台買えるような財務状況ではなかったので、とりあえずはmk2とmk3を併用していたんですが、やっぱりヤレ具合が目立ちます。
EOS5Dmk2 は高感度にも弱いなと感じていたのですが、mk3を買うと直ぐにMk4が発売されないとも限らなくて怖いので、とりあえずの様子見として購入したのが当時値段がこなれてきたEOS6Dだったんです。
見栄えと使用感
仕事で使うんなら見栄えは大事です。
なのでEOS6Dを使ってるとショボい機材で撮ってるように見えるんではないかーと少々不安だったんですが、縦グリとストロボ付けたら立派なもんです。
少なくとも一般人目線では…
スペック的にはやっぱり廉価版なんで各所スペックダウンしています。
画素数はちょっと少ない2000万画素。
秒間撮影枚数はEOS5Dmk2とほぼ同じ。
AFの測距点も同じです。
シャッタースペックは少し見劣りするんですが、最高速が1/4000secでストロボ同調速度が1/180secです。日中シンクロを多用する時にはしんどいんですが、最近は絞り開け開けでハイスピードシンクロ使うことも多いために絶対的な不利とは言えないぐらいの機能省略です。
シャッター幕が安物なのか、シャッターの耐久性は10万回。5D系列の2/3程度の不甲斐なさで、この辺りに仕事での使用を考慮していないのが伺えます。まあ、プロならエエの使えやってことですかね。
あと、面倒なのが背面のサブダイヤル中に埋め込まれたジョイスティックと再生ボタンの位置。この部分も指が大きい私なんかは誤操作が多いので困りものですが、更には上部液晶上にあるISOボタン等々の各種ボタンも微妙にEOS5Dmk3と配置が変えられていて誤操作の元になっているのは閉口しましたね。
ミラーレス化してさらに混乱するボタン配置になるわけですが、この頃はなまじ他の機種とレイアウトが近いもんで並行して使うと混乱したものでした。
イイ所なんかも
結構腐してしまいましたが、当時は重要な戦力だったのでそれなりに使いこんでいて、シャッターユニットも一度交換しています。
二回目を…ってところでmk4の導入となって予備役降格したので、EOS6Dにしては使い込んだ方なんじゃないかと思ってます。
感想としては軽くて小さい割には結構使えるヤツーってところで、巷で言われる液晶の色が変って所も、PCやタブレットにデータを飛ばす分には問題無く使えます。
縦グリを外すとさらに小さく軽くなるので持ち歩きには重宝しますし、一眼レフのフルサイズとしては小さい方なのでカメラバック以外のカバンにも入れやすくて便利。電池も比較的長持ちなので、総合的に見るとケチの付けにくいカメラって感じでしょうね。
何分古い機種になってしまったので動きが遅い所はあるものの、必要なものは大体揃っているって感じです。
EOS6D
何位よりも雑に扱えるところは結構良いなと感じておりまして、私の雑な使い方でも目立った故障なんてのはありませんでした。
それなりに耐久性もあって、ライブビューも出来てお値段も安いので、これから始める人にはお勧めできるかなと思います。
このカメラと同価格帯で売られているミラーレスだと不具合も多そうなので、手始めは一眼レフでもいいんじゃないでしょうか?
ただ、私の個体が「アタリ」だっただけかもしれませんが…
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