雑食カメラマンの雑感記

神戸でフリーカメラマンをしています。写真やカメラのことを主に書いていこうと思いますが、たまに脱線します。よろしくお願いします。

SONY Cyber-shot DSC-R1

二度目の挑戦です

今度はマトモな品でした

昨年夏にジャンクで手に入れたSONYの大型機、DSC R1。

レンズの中がジャムってるみたいで修理して使おうと思ったんですが、前からだとどうも故障個所に到達できなくて断念。文鎮通り越して部屋のイケズ石と化してましたが、この程モウチョイマシな状態の同機を落札することが出来たので、ようやくDSC R1の真価を確かめることができそうです。

blog.kobephotomic.work

 

いやそれにしてもデカイなぁ…

やっぱり液晶が気になります

背面液晶のクオリティはイマイチ…

少し古めのデジカメだと気になるのが背面の液晶とEFVのクオリティ。

撮影した画像の良し悪しはさておき、現場ではそのカメラの持つ液晶画面で画像を判断するのでとても重要なところです。そして、その液晶に映る画像が良かったら撮影意欲は増しますし、良くなかっったらモチベーションはダダ下がりです。

本機の液晶画面は2.0型13万4000ドット(TFT)と時代なりの荒いモノ。EVFも同じ用にイマイチな23万5000ドットです。

ココは本当に困ったもので、素通しファインダーもない本機ではどうも「あんまりエエのが撮れてない」感がしてしまいます。

一眼レフとかなら直接被写体を見られるので#ファインダー越しの私の世界ー的に良いのが撮れたんちゃうかと期待させてくれますが、全部粗い液晶に書き出されると失敗しちゃった気持ちになってどうもいけません。

ただEVFは自動切換えなんで此処は大変嬉しいところ。やっぱり手動でのEVF/背面液晶切替は不便で仕方ないので自動切換えの使い勝手はすこぶる良いです。

余談ですが#ファインダーの中の(略)は実際に定着された画像とは別の瞬間違うんかと思いますが、アレって勢いでそれっぽい気持ちにされるのでズルいっすよね。

閑話休題

待ち切れずドナーを解体してました

今回のDSC-R1は毎度のジャンクって触れ込みですが、画像を見る限りでは大丈夫そう。

まあ、前回もそんな感じで購入したら中で壊れちゃってた訳ですが、今回のジャンク原因がどうもレンズの黴に起因するみたいなんですよね。見る限り前玉にカビが生えてきている感じで、コイツさえ何とかすれば何とかなりそう。つまり、前回購入分のR1からカビの生えていない健全な前玉を移植してやれば完璧って寸法です。

早速、前玉を移植する準備をして新たなR1を待ち構えていました。

意外と大丈夫

届いたR1は画像通り前玉にカビが生えつつあるものの、他は無事な個体でした。

ツイてました。

で、前玉のカビですが、ダメ元で無水エタノールを使って拭いてやると跡形もなく消えてしまいました。

怖いんで、ペーパーで3度ほど拭いてそのあとクロスでも拭いたんですが、目玉は非常にきれいな状態に戻りました。

チョット拭いただけで驚くほどキレイな状態に…

カビ根の跡もなくコーティングも喰われてなかったようで、新品同様ーってのは言い過ぎですが、気にならない程度には復活。

晴れて使えるDSC-R1が手元に残りました。

変態的な後ろ姿

ヘンテコな液晶(考えたらコレは「背面」液晶じゃないですね)も手動のズームも、妙にボテッとしたボディもちゃんと撮れるからこその機能。

ペコっと出てくるストロボも愛おしいです。

ズームリングは使い易そうです

電動で出てくるストロボ

さらに、メディアはCFとMS(旧)電池はAマウントα一眼レフによく使われている“インフォリチウム”Mタイプと汎用性も素晴らしいので買い足すものとか無くて助かります。

電池は「いつものヤツ」です



ただ、アクセサリーシューだけは独自のモノみたいで、Aマウント機のでもEマウント機のとも違うので、ストロボワーク的な事は出来なさそうです。

独特なアクセサリーシューの接点



まあ、このテのカメラは外で思いっきり使うのが正解かなと思うので、ストロボは使えないモノとしてスルーです。

どうしても仕方ないときは前述の内蔵ストロボ使えばいい訳ですし…

そんなこんなで残り少ない夏を撮りまくろうかなと思います。

さてさて、写りの方はどんなもんなんでしょうね。

 

 

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