モノクロフィルムの高騰が…
KODAKのTri-XやらT-MAXなんかは3000円超と現実的なお値段じゃないんですが、この度ILFORDのHP5までもが30㌫の値上げになってしまって、モノクロフィルムを取り巻く現状ってのはあらためて厳しいものなんだなと思い知らされました。
とはいえ、何年も未現像のフィルムを溜めてしまうような私如きにフィルム単価高騰を非難するような資格がある訳もなく、唯々安価なフィルムを求めるだけだったりします。
で、目に留まったのが懐かしのOriental。
Sea gull400です。
何と言っても1000円を切るお値段が魅力。
ですが、Orientalってブランドもフィルム時代から自家現像・焼き付けを行ってきた人にとっては懐かしく親しみが湧きますよね。
モノクロのバライタ印画紙ではOrientalを好んで使う人が結構居ましたね。
フィルム自体は90年代末期に発売されてたような気がします。
学校の課題撮る時に発売したてだったこのフィルムを混ぜて使ったところ「特に意図もなくフィルムを変えたらアカンやろ」って先生や同級生から散々言われたものです。
普段KODAKが好きでTri-Xばっかり使ってたので、軟調なOrientalのフィルムは同じ条件化で撮影したら浮きまくってしまいまして、一発で見抜かれました。
いや、焼いたときに気付こうよって話ですが…
まあ、そんなこんなであんまりいい思い出が無いOrientalのフィルムですが、お値段には勝てないのと、後処理でなんとかなるんじゃないかという雑な考えから、今後はメインフィルムにして行きたいなと思ってます。
まあ、精々年間数本ですけどね…
嬉しいのは消費期限が結構長い事。
やっぱり乳剤は新鮮なものに限りますからね。
コレ結構大事です。
あと、原産国が地味に「UK」でした。
何となくILFORDみたいですね。
いや、それにしても今年はあと何本撮れるんだろう…
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