思ってたのと違う……
まあ、毎度懲りずにヤフオクで落としちゃったわけですが、今回は思ってたのと違うのが来ちゃったお話。
RicohのカメラもXR-10PF、XR-7M2、そして前回のXR-2と三台揃ってそこそこ存在感を醸し出してるわけですが、今回は80年代チックなRicohの一眼レフ機が欲しくてポチっちゃいました。
それが今回のXR-10ならぬKR-10。
90年代初頭から写真始めた方ならば、雑誌の広告やカメラ店なんかで一度は目にしたことがあるであろうRicohの一眼レフ。
当時新品最安値のカメラと言えばRicohのXR-10Mって機種でした。
本体だけで3万4800万。レンズ付きでも5万円はしなかったと記憶してます。
高校生の時はRicohってちょっとバイトしたらすぐ買えるカメラってイメージでした。
それでも、他社と比べて驚くほど安いんで「大丈夫か?」なんて思ったりもしたもんですけど、当時の主流であるオートフォーカス未搭載ってのが安い要因なのかなって納得したりしてました。
そして意外と使い良さそうなファインダー内表示とフォルムは印象に残ってます。
素のXR-10
で、Ricohと言えばXR-10Mの印象が強いわけですが、XR-10「M」でなくて、素のXR-10ってのは無いのかと思った訳です。
気になったのでちょっと調べてみたら、海外モデルとして素の「XR-10」が存在していることがわかりました。
ただ、海外モデルなんで店では見かけないんですよね。
ヤフオクに転がってたら…なんて思ってたら近い表記のを見つけました。
それが今回入手したRicohKR-10です。
これはと思って入札したら2回ほど競っただけで落とせました。
コレは期待が高まります。
検索不足と確認不足
届いた商品を見てみると、検索に引っかかったXR-10とは違うんですよね。
よくよく見てみるとどうもXR-10には結構バリエーションがあるようです。
ざっと2つに分けるとXR-1000sのネーム違いな初代のXR-10(KR-10)と、その後継機・発展型のモデルであるXR-7をベースにした二代目XR-10(KR-10X、XR-10Super等)の2グループ。
欲しかったのは二代目のシリーズなんですが、届いたのは初代。
XR-1000sってのはXR-2の廉価版でソイツは別に欲しく無いんですよね。
なんで間違えたかって言うと、二代目の画像を良く見たらXR-10の下にSuperの文字があったりするんですが、それがワインダーのグリップで隠れてたりして見えなかったり、名前が色々あるのでややこしくて非常に紛らわしいんです。
まあ、ヤフオクの商品画像を見て大体察してたことなのですが、手元に届くとガッカリしてしまいます。
因みに結構汚い個体だったこともガッカリ度を加速させることに寄与してます。
カメラはやっぱりきれいな方が良いですよね…残念。
そしてKR-10(初代)
1980年代初頭のRicohは廉価で堅実だけど外装がプラスチックでチープな作りのカメラを作ってました。
代表的なのがサンキュッパってフレーズで爆売れしたXR500です。
XR500はXR-1からシャッターを安物にしてプレビューを省略、ファインダー表示を簡素化したモノなんですが、コレがあんまりおもしろくない機種。
必要最低限の機能に絞ったって事でストイックな感じするんですが、今見てみたら面白く無いんですよね。
やっぱりRicohはチョット無駄違うかなーって機能を詰め込んでくれないと面白く無いんです。
例えばテレビモードとか複数ラインのプログラムモードとかを詰め込んで無駄に高機能になったXR-PやXR-Xとか、実用性に疑問符が付くけど試みとしては面白いソーラー駆動のXR-Sとか、あの辺のテイストが好きなんですよね。
で、前述の通りKR-10ってのはXR-1000sの海外向け。
そのXR-1000sってのはXR-2からプレビューボタンをなくしただけの廉価版です。
XR500の豪華版ってところですね。ワインダーも付きますし。
なので基本XR-2を持ってるなら必要ない機種だったりするんですよね。
ちょっと残念でした。
更に残念なのは不動品だったって事。
毎回懲りずにやられてしまいますが、巻き上げが無限に出来る残念仕様でした。
しかも素人修理したっぽい…これは多分再起不能ですね。
ここのところRicohはハズレばかり引いてる気がしますね。
今度こそちゃんとしたのを落とさないと…
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- メディア: Camera
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