修理不能なので壊れたらそれまで…
先日、老体に鞭打ってお勤めしてくれていたSpeedLight580EXⅡが一台、寿命を全うしました。
考えてみたら、フィルム時代のEOS−1nから10年以上酷使して発光管も3回以上交換しているので相当酷使してしまってました。
2世代以上前の製品なんですが、機能的に今でも不満はなくてE-TTLは使えますしGODOXのラジオスレーブも下に機械付けたらちゃんと使えます。
チャージも速いわけではないんですが、GODOXのTT685に比べるとだいぶ速く感じますので今の使用状況からは不満はないです。
しかもミラーレス化やそれに伴う高感度域の性能向上でストロボの光量自体はそんなに必要ではないので、このまま使い続けたい気持ちでいました。
が、メーカーは営利を追求しないといけないので、二世代も前の機種をずっと維持させてはくれません。
数年前に修理ができなくなってしまって、その直前に修理していたので騙し騙し使ってたんですがついに1台が天に召されてしまいました。
これで残りは一台だけになってしまいました…
ストロボ使用状況の変遷
昔は「暗くなったらストロボを焚く」ってのは定石でしたが、恐ろしいほど高感度域が広くなったデジタルカメラが使える今となっては文字通り「補助光」という扱いになってきました。
常用がISO400のフィルム時代は室内で撮る時に「バシバシ焚いたら反射してくれるだろう」って期待も込めつつ、フル発火をすることも屡々ありましたが、EOS5DもMarkⅢになる2012年頃からは結構絞って撮ることが多くなった気がします。
それまで毎年のように酷使した発光管を交換していたのですが、その頃をピークにしてストロボがCPSに入院しなくなっていきました。
ラジオスレーブによる多灯ライティングにしても、地明かりを生かすことが多いのでフルで発火することなんて稀ですからね。
時代は変わったもんです。
なので、580EXⅡはそこそこ長生きしたんですが、此処へ来て寿命が来てしまいました。
寂しい限りです。
代替案
やはりクリップオンストロボは2台ほしいもの。
今のところ600RT(初代…)とGODOXのTT685を使ってるんですが、後者がチャージ遅いのとシューが何故か歪んでいるので緩みやすく、予備やスレーブ機としてならともかく、ホットシューに付けるのは何となく不安なんですよね。
かと言って純正はバカ高くて、使用頻度と優先順位が下がった補助機材に投資し辛いんです。
新型のEL-1も借りてみたんですが、本体価格がえげつないのと専用電池も結構高いのでちょっと無いなって感じです。
モノ自体は物凄く良いので、お金に余裕があるなら間違いない品なんですが、コロナ
禍が直撃した現状ではチョット厳し過ぎます。
そうするとGODOX一択って感じなんですが、こちらは修理等々のアフターケアに不安が残ったりします。
先日、三宮のキタムラで中古で旧型の550EXが3000円という激安プライスで大量に出てたのでそれも良いかなって思ってますが、こちらはこちらでチャージが遅すぎるんですよね。壊れたらそれまででもありますし…
なかなかこれだって品に出会えません。
最期の一台を騙し騙し使いつつ、じっくり考えよう。
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