目的地は此処でしたが…
先日、仕事後にちょっと見て回った弁天町界隈。
目的地はベタなんですが、大阪貨物線の跡地を再訪しようと思っていたのでした。
5~6年前と思って過去の記録を手繰ってみたら2014年と実に8年前だったんですよね。そういえば弁天町駅の交通科学館閉館の時期だったなぁと思い出しました。
さて、閉館騒ぎとはいえ華やかなレジャー施設とは打って変わって地味な貨物線の廃線跡探訪です。
2014年当時は線路もそこそこ残っていて、実に趣深いものでした。
大阪の下町らしく、線路わきには近所の方々による家庭菜園ならぬ「勝手菜園」が繰り広げたられていて東南アジアチックな雰囲気。違うのはド派手な列車がやって来ないところぐらいでしょうか。
線路脇にも目を惹く車が止まってたりして時も一緒に止まったような雰囲気でした。
でも、2022年にもなると趣深いストラクチャーは姿を消して線路跡の勝手菜園はコインパーキングに変貌していました。何とも味気ない話です。
クラシックカーのあったボロボロのガレージは建売住宅になり、生活感の余りない街に変わりつつあったのがチョットだけ悲しかったです。
何よりもこの廃線跡のハイライト、運河に架かる鉄道可動橋が撤去されてしまっていたのが残念でなりません。
見に行った時は撤去費用が嵩むのを嫌がってか、橋の部分だけ残ってたんですよね。
さすがに8年も経つとヤバいと思ったのか、アッサリと撤去されていました。
残念過ぎる話ですが、海辺の運河に架かる鉄橋ってことを思えば仕方ないのかもしれません。
チョット残念でしたが、廃線したのにいつまでも痕跡がリアルに残ってたらおかしいですもんね。
廃線跡が残ってる時に見られただけでも良しとするしかなさそうです。
でも、もうちょっと痕跡残っててほしかったなぁ…
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