旧資産を活用…と思ったら二本しか無かったっでござるーの巻
機材の整理をしていると、M42マウントのレンズを発掘。フィルム時代に使った手持ちのアダプターを介してEOSに付けてみたのですが、どうもしっくりきません。
というのも、手持ちのアダプターってヤツが、
EFマウント→ヤシカCONTAXマウント
ヤシカCONTAXマウント→M42マウント
といった具合に二重で付けるためガタつくんです。
あと、20年ほど前のアダプターなんで精度的にも怪しいめ。
何か良いのは無いかなぁっと思ってました。
ピンからキリまで
アダプターって性能が数値化しにくいところに加えて、良いとされるモノは本当に高価なんですよね。これが昔PENTAXであったヤツみたいに純正品のアダプターなら安心して大枚叩けるんですが、良く知らないメーカーやけどモノがイイから〇〇万円とか言われても、不安しかありません。
Amazon見ても本当に色々あるので、決め手に欠いていました。
何だかんだ言ってアダプターって「不要不急」なんですよね。
昔仕事で使って大失敗しましたし…
そんな折、ブログで…
cosinon.hateblo.jpそんな折、こしのんさんのブログにマウントアダプターのことが書いてあったんですよね。M42→EFマウントなんで同じものです。
成程と思って速攻でポチったのが今月初め。
マネしたみたいでアレですが、多分妥当なのは紹介されてたこの辺り↓
で、到着が昨日でした。
ポチった時に「到着予定日:8月13日」って出てたので、エラーかな?って思ってたんですが、結構本当だったんですね。
予定よりは随分早いとはいえ、遅すぎます。
さすがに3週間経ったら、注文したのをスッカリ忘れてましたよ。
出てきたレンズは?
今回発掘したレンズは2本。
一本はPENTACON 30㎜ f3.5。
「MAID IN G.D.R」がステキな一本です。
懐かしの鉛筆削り「ドイツ削り」のような作りがノスタルジックでイイ感じ。
常にボヤっとした写りなんで、ピント合わせ難くて放置してました。
もう一本はSuper Takumar 300mm F4です。
此方は、当時の職場の先輩から「弟が新聞社で要らなくなったのをもらったけど、やっぱりイランからやるわ」って流れで頂いたモノ。
初めはCONTAXにアダプター噛まして使ってましたが、どうも持て余すようになって埃を被ってました。
4代目になって、EOS5D系のライブビューも使い易くなってきたので、ここいらで活躍させてやろうって魂胆です。
300㎜ならともかく、30㎜のf3.5はピント合わせが結構厳しいんですよね。
素通しみたいなEOSのファインダーとオールドレンズは相性が最悪です。
ちょっと洒落っ気出してアダプターを仕事で使ってみたら、その辺りのコマは全滅だったことがあって怖いのです。もちろん予備で抑えてたので何とかなったんですが、無駄な時間と後悔の画像の数々が当時の自分を落ち込ませてくれました。
使ってみての感想ですが
何より焦点距離の偏りが厳しいですが、まあボチボチ使って行けたらなぁ…なんて思ってました。
一番困ったのは、PENTACON30㎜が昔のレンズ故かそれほど広角でもないくせに後玉が出っ張っていて、無限遠で撮ろうとするとミラーと干渉してエラーが出ます。あとあと故障の原因になったらイヤなので、使用に当たってはちょっと考えないといけません。
描写に関していえば、当然ながら今のレンズみたいにパキパキにはなりません。なのでピント合ってても「ボヤっとした感」が拭えないです。
更にはF値が3.5と4なんで、ボケとかそういったものもイマイチパッとしません。
ネガティブな面ばかり書きましたが、始めは欠点が目に付くものです。使い込んでいくうちに良さがわかってくるのかもしれませんが、コレばっかりは使いこんでみないとわかりません。
また、良い所とかあればご報告に上がりたいと思います。
でも、色々考えたらミラーレス化が急務みたいですね。
諦めてR6買おうかなと思う今日この頃です。
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