一応、通電はしました…が……
米子で入手したCONTAXの137MD。
勿論、ジャンクです。
ワンコインです。
キタムラのジャンク籠から拾ったんですが、液漏れが酷いのでジャンクになったようでした。
今までの経験から、液漏れした機体は液漏れの電極さえ磨いてやれば大抵は治ります。
昔、ジャンクで手に入れたNikonのF-301がそうでした。
この時は、明らかに電極が腐食していて通電しないだけに見えたので、持って帰って電極にこびり付いた錆びを落としてやったら、本当に問題なく動きました。
今回のCONTAX137MDも電池ボックスが底面にある形式なんで、グリップ内に電池を収納するタイプに比べて、液漏れ後の処理は容易です。
ちょっと磨いたら復活すると思っていました。
結構根深い…
電池は米子在住中に捨てていたので、これ以上の腐食進行はありません。
さて、とりあえず磨くかーと思って電池ホルダーを見ると、金パナのパッケージが液漏れの際に転写されてしまってます。
コイツは相当キツイ液漏れだったみたいですが、電池を押さえるためのスプリングなんかは腐って落ちたりはしていません。
ギリギリセーフだったかな?
それにしても、ちょっと触っただけで液漏れの痕のモロモロが落ちてきて床が大変なことになってしまいます。
このモロモロは何処から来たんでしょうね。
通電してみると…
電池をセットして、スイッチをON…
しても、ウンともスンともいいません。
裏蓋を開けたり閉めたりしても動きません。
よくよく見てみると、フィルム室にも液漏れの痕が結構な量あって、液漏れ具合が相当酷かったことが伺えます。
ああ、これは毎度ながらハズレを引いたかーと思ったら、突然電源ランプがボンヤリと点灯きました。
「コイツ動くぞ…!」
と、思ったのもつかの間。
今度は電源ランプとセルフタイマーのLEDが交互に点滅します。
嗚呼、やっぱり駄目か…
ちょっと期待しただけに落胆も少し深くなります。
なんだか腹が立ったので、電源入れたままに放置プレイ。
これで動くようになればめっけもんなんですが、多分無理だろうなぁ…
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