雑食カメラマンの雑感記

神戸でフリーカメラマンをしています。写真やカメラのことを主に書いていこうと思いますが、たまに脱線します。よろしくお願いします。

Canonレンジファインダー

Lマウント(旧)のCanonです

色々と整理していたらヤフオクで落としたまま空打ちしかしていないCanonのL2とCanon7が出てきました。

レンジファインダーCanonです

そういやどちらも不具合があってフィルム入れるの躊躇ってたまま仕舞い込んじゃったんですよねぇ。いつか治そうとか思いながら…

 

blog.kobephotomic.work

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L2はシャッターを始め各部の動きは非常によくて外観もイイ感じなんですが、残念なことに肝心要の距離計が不調。

距離計のローラーが押されたら戻ってこない状態です。

外観はキレイなんですけどね…

シャッターの最高速が1/500secまでとか、2軸回転式のシャッターダイヤルがイマイチ使い難いとかファインダーにブライトフレームが無くてパララックスの補正が無いとか、文句を上げたらキリが無いですが、カッチリとした作りは非常に好感が持てます。

ラフに楽しく使うには良いんですが、ピントが合わないんじゃ困るなぁ…って状態。

イイ感じにスッキリした軍艦部です

Canon7はレンジファインダーCanonの代名詞みたいなカメラですよね。

露出計が入ってるのは良いのですが、セレン光式という心許ない方式なので参考程度にしかならないのが残念ポイント。改良型のCanon7SならCDS(だったかな?)の露出計が付いているのでまだ信用度はあるのですが、古めかしいセレン光受光部は好みの分かれる所ですよね。

セレン光受光部が古めかしいCanon7です

他が当時としては非常に先進的なだけに見た目で損してる機種だと思ったりします。

因みにこいつは1/30sec以下がダメでして、スローシャッターを切るとシャッターが開きっ放しになるという致命的な症状。

でも、考えようによっては1/60sec以下は使わないようにすればOKな訳で、昼間使うだけなら大丈夫なんですよね。

ファインダーの切り替えや露出計もあってイイカメラです

ただ、何処か壊れてるってのは何となく意欲を削がれてしまうので、今まで出番がありませんでした。

イカメラだと思うんですが、レンジファインダーはカナダ製ながらも一応動くLeicaM4-2があるので、どうしてもそっち使っちゃうんですよね。

せめてもうちょっとフィルムが安かったら、いろんなカメラを取っ換え引っ換え使えるんですけどねぇ…

 

 

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