雑食カメラマンの雑感記

神戸でフリーカメラマンをしています。写真やカメラのことを主に書いていこうと思いますが、たまに脱線します。よろしくお願いします。

800㎜で空港 これぐらいしか使い道が…

帰り道に伊丹空港へ寄り道

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飛行機撮ってみました

午前中川西方面で撮影があったんですが、昼からは空いたので寄り道して伊丹空港へ行ってきました。

借り物の800㎜をもってお仕事の撮影に行ったんですが、どうも長すぎて使えないのが判明。折角持ってきたんで、何とか使ってやろうという魂胆です。

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空模様はイマイチ…

緊急事態宣言が解除された関西方面。

とはいえ、GoToの時のようにバンバン旅行客がいるわけでもなく、飛行機の発着数が少ないんじゃないかと思ってましたが、小型機を中心にそれなりの数離発着があったので、30分程度しか滞在してませんが十分に堪能出来ました。

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ボンバルがそこそこ飛んでました

陽炎が酷い…

天気が良くて暖かかった所為か陽炎が酷くて結構モヤモヤになりました。

何だかGメン75のオープニングみたいな光景。

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奥の方は陽炎でモヤモヤしてます

飛行機が浮き上がる前はモヤモヤなんですが、前輪が浮き上がるぐらいになるとクリアになります。

なかなか難しいです。

飛行機の見える公園

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ヘリも居ます

行ったのは空港施設じゃなくて軍行橋近くの公園。

公園から真正面に見えるのは小型機の滑走路みたいでおおがたきは奥にある長い目の滑走路を使用します。

それに気づいたのは中型機が目の前の滑走路をスルーしているとき。

焦りながら速足で滑走路の正面を目指して歩いたんですが、間に合わなさそうなのでちょっと逸れたあたりでカメラを構えました。

フェンスやら障害物が結構あるのでアングルが限られます。

で、何とか行けるかと思ったら誘導灯が邪魔で何ともアレな構図。

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誘導灯が…

ダメだったかと思ったんですが、間を置かずもう一機飛ぶみたいなんで、今度はポジションを修正して再チャレンジしてみたら何とかそれなりに撮れました。

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ちょっとナナメです

いやいや、飛行機って難しいですね。

でもその分ハマると癖になりそうで怖いです。

ハマっちゃうとそれ用にしか使えないような望遠レンズが欲しくなりますからね。

今回使ったのは毎度のRF800㎜F11ですが、超望遠レンズって飛行機撮るのにすごく使いやすかったです。

ISもよく効いてますし、EOSR6だと高感度も結構いけるので昼間はそこまで問題にならないかなーって思います。

なによりも軽いのが素晴らしい。

「軽量化なんて年寄りじゃあるまいし…」なんて思ってましたが、70-200より軽いので体力の消耗が少なくて良いですね。

EF800㎜F5.6とかだと歩いてポジションを探す気力が出なさそうですからね。

フットワークって大切です。

 

 

 

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ディティールの強化

Camera Rawのアップデート

何やらニュースでCamera Rawがアップデートされて「スーパー解像度」って

昭和のヒーロー物みたいな名前の機能が追加されたそうです。

ネットで見てみたら結構すごい機能らしくて、使うと解像感がもの凄いらしいんで、遊びでやってみました。

試用する画像は解像感とは程遠い感じのデータ。

使用機材はSONYα700とDT18-70㎜F3.5-5.6です。

用事の途中にエエ感じにフネが見えたんで撮ってみたら、挿していたマイクロドライブ(!)がフォーマットしてなくて、1枚撮ったら書き込みできなくなった時のモノ。

雑な写真です。

そして

遠景なんで結構モヤモヤです。

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左からJPG撮って出し、RAWそのまま現像、スーパー解像度

比べてみたら何よりもRAWそのまま現像が一番悪いです。

当たり前ですが…

で、遠目に見たらJPG撮って出しが何かエエ感じに見えます。

RAWって加工前提ですからね。

仕方ないです。

で、アップにしてみると

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上からJPG→RAWそのまま→スーパー解像度

こんな感じです。

スーパー解像度を適用したら確かに解像度は上がったような感じがします。

それよりもJPG撮って出しの画像に対して施されたシャープやら彩度やらの味付けが目立ち過ぎて、そっちに関心持ってかれますね。

何はともあれ、スーパー解像度ってのは、撮影時の大きな失敗をリカバーできるものではなくて「元解像度が上がったらもっと良い感じになるのに…」なんてもうちょっと追い込みたい時に使うと丁度良いのかもしれません。

まあ、今回は思い付きで適当な画像に聞きかじりでスーパー解像度を施してみただけなんで、偉そうなことは言えません。

でも、使い込んでみたら面白い機能であることは確かみたいです。

あと、RAWに使うのはちゃんと現像してキチンと色を出してから…ですね。

 

 

 

 

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EOS888若しくはEOS5000 発展途上国向け?

国内未発売のEOSです

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久々の海外モノです

またもやヤフオク案件。

途上国向けのモンキーモデル、昨日簡略版のEOSです。

ちょっと考えたらEOSKissと言うかRebelを売っとけば良いような気もしますが、更なる簡略版&廉価版が必要だったみたいで、昔からCanonは海外向けの廉価版が結構存在します。

自動露出」なんてのが特別だった時代からそれは存在してまして、有名どころではバカ売れした「連写一眼」のAE-1から自動露出(AE)を抜いて、旧式機と同じような性能に落とした「AT-1」などと言う面白カメラが存在しますし、オートフォーカスの時代にも態々EFマウントなのにオートフォーカス機構を抜いたEF-Mなんて変わり種もありました。この二機種は常々欲しいと思って狙っているんですが、なかなか良いモノが出てきません。コロナが収まったらこの辺を探しに海外に行きたいもんです。

そんな感じで、海外では目新しい機能を省いてシンプルにしたカメラに対して一定数の需要があるみたいです。

Rebel

あと、国内で売られている機種でも海外では名前を変えて発売したりしてますよね。

昔ジャンク籠から拾ってきたEOSRebelなんてのは北米ではベストセラー。

blog.kobephotomic.work

はじめはEOS1000の海外向けモデルだったのが、EOSKiss時代になってもRebelⅡとか名前を変えて発売され続け、今では現行のEOSkissX10iがRebelT8iと名前を変えて売られています。

亜米利加ではkissなんて甘っちょろい名前じゃなくてRebel(反逆者)って名前の方がウケるってのが面白いですね。

さて本題です

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888ってネーミングがもう…

さてさて、今回のブツはそんな海外向けでも異色のEOS888。

アハトアハトアハトですな。

欧羅巴向けにはEOS5000の名前で売られていたみたいですが、「888」っていかにも中国でウケそうなネーミングの方が似合います。

中身はEOSkissの簡略版。操作的・機能的にはEOS700のブラッシュアップ版って感じ。

デザインはkonicaのFS-1みたいに野暮ったい感じがステキです。

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なんかこの辺がFS-1っぽいです

検索してみたらまだ嫌われてない頃のジャッキーチェンがCMしてました。

そういえばこのカメラが発売されたのは1995年。まだ香港返還の前ですね。

その他細々と

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シャッター速度とモードが同軸なうえにフィルムの巻き戻しまで…

EOS700みたいと言ったのは、軍艦部のシャッターダイヤル。

シャッター優先でB・1/8~1/2000までのシャッター速度が任意に選べるようになってます。同軸上にシーンセレクトモードがあって、モードセレクトダイヤルを兼ねてます。

判り易いような判りにくいような感じ。

面白いのがフィルム巻き戻しの表記もダイヤル上にあって、うっかり途中で巻き戻してしまいそうです。

こんなところに巻き戻しボタンなんて付ける必要があったのかどうか…

因みにEOSKissベースなんで、この時代のEOS系列特有の症状、シャッターダンパーがベタベタになる症状が出てきてました。嫌になりますね。

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シャッターダンパーが溶け始めていました

あと、今と違ってオールプラスチックでレンズマウントもシャッターレールも真っ黒。

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マウントはもちろんプラスチック

さらに、電源はこの時代特有のリチウム電池。高いヤツです。

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安定のリチウム電池仕様

CR123Aを二本使うんで、1500円ぐらいかかるという困った仕様。悪い所ばっかり踏襲するんで困ります。

アジア向けのEOS888にこのお高値い電池はどうなのかと思ってたんですが、色々検索してみた単三電池を使うためのバッテリーグリップ「PB-8」なるアクセサリーがあるみたいです。流石は海外仕様。

でも、存在すること以上のことはわからなくて入手は絶望的。

まあ、25年前のエントリー機に使うアクセサリーなんて手に入りませんわな。

ちょっと高いけどリチウム電池を買わなくては…

 

 

 

 

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とりあえずS602実写

お約束の遅い動きですが

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とりあえず車に積んで渋滞中に適当スナップ…

ヤフオクで落としたS602、実写してみました。

お約束のように動きが鈍いのですが、まあこの辺りは想定内。

たかだか3MP(水増し6MP)のJPG程度にどんなけかかっとんねんーって思うわけですが、時代考えたらこんなもんでしょうね。

ちなみにマトモなスマートメディアが安価に手に入らないので2GBのコンパクトフラッシュを挿しているんですが、多分このおかげで少し処理が早くなっている気がします。

全モデルの6900zを使っているときよりも処理が早いと感じています。

やっぱりスマートメディアはダメですね。

あの時代に一眼レフでもないS602がスマートメディアコンパクトフラッシュのダブルスロット(選択式ですが)にしたのは大英断だと言っても過言じゃないと思います。

出てくる絵は…

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夕方で結構暗かったんですが思ったよりも写りました

肌色と緑が得意なFujifilm私見です)らしくナチュラルな印象の画像が出ます。

昔は色々と拗らせていて、フィルム時代なんかはFujifilmっぽいのに拒否感が出てましたが、万人受けするのはそっちの方。むしろその域に行けないからちょっと尖った味付けにしていたのかもしれません。

考えてみたら、風景とかはプロビアとかベルビアとかのほうがEPPとかEPN使うよりもパット見で良好な結果が得られるんですよね。

使い慣れていて状況に合わせてフィルターを選択できるとかならともかく「久しぶりにリバーサルで撮るか」って具合の用途なら、おとなしくフジクローム使っとけって話なんだと思います。

ネガカラーなんかでも、フジの業務用の方がKODAKやkonicaの業務用に比べて一本単価が50~100円高かったんですが、やっぱり素直にきれいでした。

そんな色再現の良さを受け継いでるんで、きれいなのは当たり前なんですよね。多分。

遅さの感覚

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テレ側にズームしたら想像してたよりもボケました

書き込み遅いのは時代的に仕方ないのかもしれません。

なんて思ってましたが、撮影したデータをPCに落とした際に気付いてしまいました。

TIFFで撮ってる…

先日書いた記事では6900zに比べてJPGしか撮れないようなこと書いてましたが、記録画素数設定の際に6MのHighにしたら自動的にTIFFになるみたいです。知らんかった。

 

blog.kobephotomic.work

 

HighとかFineとか曖昧な表現じゃなくてTIFFとかJPGとかで表記しておいてほしかったところです。
道理で撮影間隔が恐ろしいほど長い訳です。

まあ、TIFFで撮ったところでそれほどのアドバンテージがあるわけじゃ無いんで、JPGで撮りゃエエようなもんですが、古いカメラ程最高画質で記録したいもの。

昔を思い出しつつゆっくりと撮ることにしようかなと思います。

まあ、それほど持ち出す事も無いですけどね…

 

 

 

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またもや800㎜f11

趣味人のお話

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最短撮影距離が6mと長いんで、なかなか撮り難いレンズですね。

先日、京都は北野白梅町近くにある平野神社近くで撮影があって、少し早めに現地入りしたのでロケハンよろしくカメラを持って周りを散策。周囲には意外にも花が結構咲いていたので借り物の800㍉で覗いていたら、ご近所にお住まいと仰るご老人に声をかけられました。

どうもその方も写真がご趣味とのことで、野鳥の撮影話等々撮影のお話を拝聴したのですが、京都市内にも結構野鳥が生息しているようですね。

実家近所の公園にはドバトとスズメしか見たこと無いんですけどね。

観察が足らんのかもしれません。

曰く、実家から徒歩圏内の東寺さんにも猛禽のたぐいが居るとかで意外と自然豊かなんだなと感心した次第です。

京都ってもっと殺伐とした町家ジャングルのような街だと思ってましたが、意外なもんです。こうなったら800㍉真剣に買ってみようかな…

いや、600ミリも試してみないといけませんし、何よりも焦点距離の長さが撮影の善し悪しを決めるものではないうえに中らなければどうというものではないので慎重に検討してみます。多分仕事に貢献してくれなさそうなんで買わないけど。

マチュアカメラマン

ご老人のお話を拝聴して思ったのが、京都へ集まるアマチュアカメラマンの多さ。

まあ、昔から多かったんですが最近は情報共有が容易になったことも相まって、一つのシチュエーションに多くのアマチュアカメラマンが群がるって構図がよく見られます。

前述のご老人も平野神社の桜の時期の夜明け前・灯篭に灯りがともった頃、市内外から来た多くのカメラマンで門前が賑わうんだと仰ってました。

ご本人は地元なんで飽き飽きしてるらしく、ご苦労なことやと仰ってましたね。

因みに私も元々京都に住んでいたので、朝早く、まだ肌寒い季節に遠くまでご苦労なことだと思う訳です。

が、早朝に群がるアマチュアカメラマンの群れがご禁呪鬼ご迷惑をおかけしてないか若干心配にもなりますし、仕事でもないのに人と同じところに集まるのってちょっとよくわかりません。

マチュアならではの視点ってのを生かして知らない場所を開拓したほうが良いと思うんですけどね…

鳥撮

因みにご老人の趣味は鳥の撮影がメインだそうで、キャノンの白くてデカいの持ってるんやと目を細くしておられました。

撮影した画像を片っ端からフロッピー(!!)に入れて京都の動物園に持って行ったら受け取ってもらえなかったと憤慨しておられました。容量の少ないフロッピーディスクに画像データを入れるなど、なかなかマメなお方のようです。

3.5インチか5インチかはわかりませんが、さすがにフロッピー持ってこられたら職員さんもイヤやろうなと思います。其処はグッと堪えて聞き入っていたんですが、余りにも楽しそうにお話なさるので、サーバーに落としたりとかの代替方法を提示することができませんでした。

多分そんな方法は百も承知で、唯々「受け取り拒否された」って話をしたかっただけなんだろうなと思います。

800㎜

そんなこんなでご老人から解放されたらすでに待ち合わせ時間。

結局、声を掛けられる前に撮った花の写真だけしか撮れませんでした。残念。

RFの800㎜F11ってそれほど寄れないんですよね。

最短撮影距離6m。

なかなか使う場面を選びますね。

ただ、売値が12万円強と結構高いだけあって描写は素晴らしいの一言。

結構お高いのでおいそれとは買えないのが難点ですね。

返却前に使い倒してやらないと…

  

 

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FinePixS602 6900Zを使いやすくしたようなヤツ

水増し6MPの改良版です

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今回も懐かしいFinePixです

久しぶりにヤフオクで落札しました。

FujifilmのFinePixS602です。

先日ご紹介した6900zの後継機みたいな存在で、アレより大分使いやすくなっています。

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 デザイン的には6900zのほうが普通っぽいんですけどね。

使い勝手的にはこのS602のほうが随分と操作性は向上しています。

無理に小型化していない恩恵でしょうか。

機能はそのまま操作性向上

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パット見はそれほど似てませんが…

前述の通り、S602は6900zの後継機。

発売は2002年の4月ってことでは発売は19年も経ってます。

子供が生まれたときに買ったら今年成人するぐらいの期間です。

なので随所に古さが滲み出ています。

先ずは何よりも起動が遅い。

スイッチをオンにするとピコピコと電子音が鳴ってから1〜2秒、やっと撮れるようになります。スイッチONから撮影開始まで数秒かかります。

地味にイラッとする瞬間です。

まあ、この時代相応な遅さです。

あとはEVFも背面液晶も画素数が少なくて荒い印象。フォーカスもよくわかりませんが、実質3MPの1/1.7㌅CCDなので、いくら開放F値が2.8〜3.1と明るくてもそこまでボケないので無問題です。でも、動きのあるモノは絶望的かな?ってところです。

この辺は6900zと同じようなもんです。

改良点

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センサーはFUJIお得意のハニカムCCD

6900zはエエカメラだったと思いますが、専用電池とスマートメディアが欠点でした。

当時の専用電池は容量も少なくて、取材先で冷や汗をかいたことも屡々。電池自体も高いので予備電池を持っていなかったので本当にギリギリの撮影だったこともありました。

その点、S602は単三電池仕様。

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単三電池仕様ってのが嬉しいです

エネループやらで代用が効くのは大変ありがたいものです。このテの筐体で多少の小型化を施したところで恩恵は少ないので、容量の大きな電池を作れなかった当時はこれが正解だったのかもしれません。

私も6900zの長く持たない専用電池に懲りたので、初一眼レフはPENTAXのIST-Dにしてしまったぐらいです。

次に大きな改良点としてはスマートメディアコンパクトフラッシュのダブルスロットになっている点。

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ダブルスロットでCFが使えるようになったのも嬉しい改良点

やたら値段が高い上に最大128MBしか無くて、接点が剥き出しでエラー連発のスマートメディアと違って、比較的安価で容量も豊富なスマートメディアが使えるようになったことは大きなメリット。

その他にもダイヤルやスイッチの位置・形状が使いやすくなってます。

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背面の姿が結構ジャミラですが、使い易いレイアウト

目おインダイヤルもモードダイヤルの外周にあった6900zと異なって独立していて大変使い良いですし、メインスイッチも変なボタンからNikon式のシャッターボタン周りに移動しているので使い勝手が大変良いです。

随所がいい感じにブラッシュアップされていて、その昔6900zを買うときにこちらにしておけばと後悔するくらいです。

似たところも

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レンズ周りはクリソツです

とはいえ、6900zの良いところも受け継いでいまして、水増し6MP・実質3MPと画素数が少ないにも関わらず色再現は非常にナチュラル。2000年代はFujifilmが圧倒的でしたね。当時の完成度を思うと今の快進撃も頷けます。

レンズ周りは全く6900zそのまま。

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やたらと伸びるレンズも6900zと同じもの

レンズ自体もSuperEBCFUJINON7.8~46.8㎜F2.8~3.1で変わりません。

記録フォーマットだけがちょっと違っていて、6900zで採用されていたTiffが撮れなくなりましたが、それほど必要なものでもないので問題ないですね。

RAWが無いのもそのままなんで、JPGオンリーです。

結構古い所為なのか個体差なのかもしれませんが、妙に青く見える時があるのですが撮ってみると普通です。RAWが撮れないのってこういうときに不安ですね。

初心に帰ってみるのも大切なんで、ちょっと使い込んでみようかと思います。

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完成度は高いほうじゃないかなと思います。

 

 

 

 

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嵐電 再撮の帰りに…

そういえば初めて乗りました

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謎のブザー。電車なら押しても押さなくても駅には停まりそうなもんですけどね。

高校生の時に北野白梅町近くの学校だったので、毎朝嵐電見て学校に行ってましたが、初めて乗りました。

嵐電乗るのなんて十何年振りです。

西院や西大路三条あたりから嵐山に行くとかでないと、嵐電に乗る機会なんて無いんですよね。

京都駅からだとJRの方が便利ですし、嵐山へは大体車で行くので近所の人か観光目的で無いと乗りません。

社内に謎のブザーがあるのも初めて知りました。

意外と知らんもんです。

再撮影…

先日北野の天神さんで撮った写真がNG出てしまったので再撮影のために再び京都の北野へ。
やっぱり撮影許可要ったんですよね…甘かったな…

まあ、先方さんは写真自体気に入ってくれたみたいで良かったんですが、神社からNG出たんで使う訳にもいかず、場所を変えてリベンジです。

撮影は滞りなく終わったんですが、トンボ返りも味気ないもの。

丁度嵐電の駅もあるので、北野白梅町から帷子ノ辻を通って嵐電嵐山へ行き、渡月橋を渡って阪急で帰ろうかと画策。

初めて北野白梅町から嵐電に乗りました。

繋がり悪い

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乗り過ごしたおかげで古い方の電車に乗れました

北野白梅町の駅に着いた直後に電車が入線してきました。

待ち時間ゼロ。

写真撮る間もありません。

来た電車に乗り込んで、帷子ノ辻駅で嵐山行に乗り換えようと思ったら、構内踏切が閉まって目の前で嵐山行きの電車が行ってしまいました。

阪急の淡路駅並みに乗り継ぎが悪いです。プラマイゼロってところです。

結局10分後の電車に乗って嵐山に向いましたが、10分サイクルなら乗り継ぎ考えてほしいもんですね。

駅間も遠い

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今の嵐山駅の雰囲気はゴテゴテしているのであんまり好きじゃないですね

で、嵐山の駅に着いたら阪急の嵐山まで1㎞ほどのウォーキング。

1㎞って地味にしんどいです。

遠くも無く近くもなくって距離感がダルいです。

昔はよく歩いた道なんですが、機材持ってると微妙にしんどい距離感です。

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阪急の嵐山駅はスッキリしていてイイ感じ

阪急の嵐山駅からはスイスイ行けましたが、京都市内は車じゃないと時間かかって仕方ないですね。エエ運動にはなりますけれども…

因みにバスより嵐電の方が10円安いです。

時間に余裕があるならぜひ嵐電乗りましょう。

乗り継ぎ悪いけど…

 

 

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