手ぶらで帰りたくなかったので…
姫路まで行ったのにお仕事が不調で何ともクサクサする日でした。
そのまま釣果ゼロで帰ると気分が凹んで仕方ないので、ちょっと寄り道して3年ほど前にちょっと話題になった保存機関車を拝んで帰ることに…
この機関車はその昔、山陽本線宝殿~曽根のほぼ中間の線路沿いのレストラン駐車場に保存されていたそうですが、レストランの廃業後に行き場を無くしていた同機関車を姫路の解体業者さんが引き取って展示しているそうです。
1936年日本車輛で製造、1980年に貿易商の手で日本に里帰りし、一時期明石市で公開の後不動産会社が購入してレストランに保存、その後この地までやってきたみたいです。
平成元年に「この地で余生を送ることとなった」なんて書いてあるのに令和になって住処を追われようとは思いもしなかったでしょうね。
台湾での入札の際、二番手だったにもかかわらず「余生は日本で過ごさせたい」なんて思いからはるばる里帰りしたのに何とも不憫なことです。
軽便鉄道の機関車なんで機構なんかはシンプルなのが見て取れます。
また、線路の幅が狭いので何となく小さくてかわいらしいスタイルです。
機関車を見て回ると、まあこの機関車の半生に比べたら自分の今日の出来事なんて小さいこどだわなーと思えてきて少し気持ちも楽になりました。
銘版にはちょっと整備したら再び走れるポテンシャルがある的な事が書いてありましたが、はたして現状ではどうなんでしょうね?
復活したりしたら非常に面白い話ではあるんですが…
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