四半世紀走ってたの…?
先日、已むに已まれぬ事情があって上富良野からラベンダー畑(仮)駅までJRに乗りました。貴重な経験です。
意外と駅が近くにあったので、乗ってたバスのガイドさんに「駅まで歩きますわ」って言うと偉く驚かれました。曰く、道民にとって30分も歩くなんて正気の沙汰じゃないそうで北海道って本当に車社会なんですね。実は都会の方が歩く傾向にあるみたいです。
途中、蛸と戯れたり寄り道をしながら上富良野駅に着くと、なかなかいい雰囲気の駅。
発車まで10分程度だったのでのんびり跨線橋を渡って電車を待っていると、見慣れない雰囲気の電車がやってきました。
案内によると「ノロッコ號」ってやつらしくて、不要になった客車をトロッコ列車風に改造したモノみたいです。
社内の銘版によると平成11年に苗穂工場で改造されたようで、勢いがあった頃のJR北海道らしい大胆な改造車です。
車内は木製のイスとテーブルが並んでお世辞にも座り心地は良くないのですが、暑い日だったので風を感じられて気持ち良いです。何より指定券も特急券も無くで乗れるのが有難い話。田舎だとどうしても特急券買わなきゃ電車に乗れないシチュエーションがありますからね。ラッキーでした。
そうこうしているうちに警笛が鳴って発車。
やはりというか、メチャメチャ揺られながら走る事数分でラベンダー畑駅という現実味の無い名前の駅に到着。
数分のショートトリップでした。
後で調べてみたらラベンダー畑駅ってのはノロッコ号しか停まらないみたいで、結構運が良かったです。まさか普通電車の止まらない駅があるなんて…南海電車みたいです。
その後は列車を押してくれていた機関車を拝みつつ富田ファームへ。
仕事中とは思えない遊びみたいな移動でした。
ノロッコ號、いつまで走ってるかなぁ…
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