雑食カメラマンの雑感記

神戸でフリーカメラマンをしています。写真やカメラのことを主に書いていこうと思いますが、たまに脱線します。よろしくお願いします。

篠山線跡

線路が残っていると聞いたので…

水路を跨ぐ橋が残ってます

廃線跡みたいに昔何かがあった跡地ってのが何となく好きで、遠方に行くときは「廃線跡」とかを検索して、空き時間や仕事終わりに見て回ったりするのがルーチンワークみたいになってます。

で、今日は丹波篠山へ行く用事があって、仕事も15時には終わる算段だったので昔から気になっていた「篠山線」を見に行くことに。

廃線跡に詳しいサイトの情報を元に探してみると、どうも現役のJR篠山口駅から篠山市中心に近い笹山駅跡あたりは遺構がほゞない状態。流石に国鉄時代に廃止になった路線は風化が進んでいるようです。

でも田舎だけあってその先の何にも転用できないところは築堤やらが残っている様子。

とりあえず、ポイントを絞ってに水路を跨ぐ橋だけでも見てみようと思って仕事終了後に車を走らせます。

ランドマークが少ないところなんで、少し迷いながらもなんとか見つけた小さな橋梁には線路が乗っかってました。

短い線路が乗っかってます

ただ、残っ線路は短い水路橋の上だけーという不自然さなので、調べてみたら何がしかのイベントの際に記念に置かれたのだとか。現役時分のモノじゃなくてチョット残念。

とはいえ、線路が乗っかってると廃線跡感は否応なく高まりますのでなかなかイイ風景です。欲を言えば40mほど作っていただいて、その上に車両なんかが置いてあったら最高なんですが、それはそれで作り込みすぎってなるんでしょうね。

やはり線路があるとイイです

帰り道、運転しながら廃線跡と思しき辺りをチラチラと観察してみると、築堤見たいのが結構な距離に渡って残ってまして、なかなか良い眺めでした。

篠山線が通っていた周辺は田畑や山が殆どなので廃線も已む無しだったんだろうなってのは想像に難くないです。

でも、終点の福住駅跡から山陰線の園部駅亀岡駅はそう遠くない距離なので、もしここから延伸して園部や亀岡に繋がっていたらひょっとしたら篠山線の運命もまるで違ったものになっていたかも…なんて想像をするのも楽しいです。

線路の長さはチグハグでした

まあ、余程の事でもないとありえないお話ではありますが…

 

 

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FishEye

魚眼レンズで君を覗いて…

SIGMAの15mm F2.8 EX DG DIAGONAL FISHEYE です

撮影で必要だったので魚眼レンズを借りました。

ただ、CPSじゃなくて会社の事務所備品を借りたので、撮影後は直ぐに返却しなきゃならなくて仕事以外で撮れませんでした…残念。

昔はどのメーカーも魚眼レンズをラインアップしてましたが、それほど売れるもんじゃなさそうでSONYのEマウントやCanonだと純正では売ってなかったように思います。

まあ、その分サードパティが充実してるので遊ぶ分には困らなそうです。

普通のキャップやフィルターが使えないのでちょっと扱い難いです

二昔ほど前だと「鼻のでっかい犬」が流行ってたので魚眼レンズ需要がもう少しあったんでしょうけど、今では地味な存在になってしまいました。

久しぶりに使ってみたんですが、さすがに安定の使い難さでした。

フィルム時代と違って水準器がカメラに内蔵されてることが多く、水平を取りやすくなったので、水平が微妙に歪む失敗は減りそうです。

フィルターは後ろ挿しです

普通のフィルターが使えなくてレンズの後ろ玉にフィルターポケットがあって、そこにゼラチンフィルターを指すようになってますが、デジタルだとここまで面倒なやり方でフィルターワークなんてしないでしょうから実質使わないでしょうね。

それにしても魚眼レンズって「存在は知ってても実際使ったことなくて、思い切って大枚を叩いて買ったら使う先が無くて戸惑ってしまう機材」のランキング上位にきそうなレンズですね。

今回もちょっとやそっと触った位だったので使いこなせませんでした…

でも、魚眼レンズって不思議な魅力があるんですよね。

ちょっと欲しいけど…でもなぁ…

 

 

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無題

南国は海ですよね

今日は生憎のお天気なんですが、写真整理してたら先日の沖縄での写真が目に留まりました。晴れって良いなぁ…

その写真は仕事の合間に撮ったんですが、見ていると沖縄本島はちょどいい位の南国感ですよね。

海が丁度良い青さです。

離島に行くともっときれいなんですが、異世界過ぎて頭が追い付かなかったりします。

理想を言えば、一度本島で慣らしてから離島に行くとイイ感じに楽しめるんじゃないかと思ってます。そんな風にできたらいいなぁ…

引き潮なので川が砂浜に吸われていきます

因みに行ったのは辺野古の近くにあるビーチなんですが、辺野古沖ってパッと見は基地作ってるようには見えませんね。キャンプシュワブも近いんで時たまヘリが飛んでいくのが見えますが、遠目に見たら海も山もきれいです。

近付いたら…って近づけませんしね。

明るすぎて空が色々アレなことになってます

因みに仕事用と分けるために遊びで買ったPENTAXQ10使ってますが、意外とちゃんと写るので驚きます。

レンズが標準ズームだけなんで面白い写りはしませんが、同世代のコンデジよりはシャッターのタイムラグも少なく感じますし、色々弄りやすいので気に入ってます。

blog.kobephotomic.work

さすがにお仕事じゃ使えませんけどね。

沖縄の砂浜は珊瑚だらけで靴が必須です

あとは魚眼とかも欲しいんですけどねぇ…

 

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Canon Model L2

Canonの脱バルナック型レンジファインダーです

非常にすっきりしたデザインです

またもやヤフオクで散財…

CanonのModel L2ってヤツです。

ザックリしたスペックですが、LeicaのLマウント(L39マウントです)のレンジファインダーカメラでバルナック型の模倣から脱却しつつあったCanonらしい形のレンジファインダー機です。

ファインダ表示は50㎜と35㎜、それにRFとした距離計のみの3種類が選べます。

ファインダーはバルナックなLeicaよりも大変使い好いです

シャッター速度はT・1~1/500secと少々物足りないですが、L2は廉価版なので1/1000なんていう高速シャッター(⁉)は最上位機種にしか積まれません。TRI-Xなんて詰めると大変そうです。

二軸式シャッターダイヤル

シャッターダイヤルは二軸式ですが、特に不便じゃないです

フィルムカウンターは手動復元式なので、このテの古いカメラなるフィルムカウンターの自動リセットが壊れてるなんて自体は起こり得ないのが嬉しいところ。

フィルムカウンターは手動式

仕事やらなにやら重要な時に使うことが少なくなった昨今のフィルムカメラ事情では、自動復元式でない方が変な意味で便利です。

因みにこの時代Canonのカメラには同じような名前・形のヤツが沢山ありまして、このCanon Model L2にも類似品としてVL2ってのがありました。

VL2は学生時代にLeicaの代用として買ってしまたことがあって、以前書いたかもしれませんが昔、大阪中央郵便局の社員食堂ヨコにあった局員用の写真屋さんで買いました。

今は先輩の家に貰われて行ってしまってますが…

blog.kobephotomic.workVL2とこの度買ったL2との違いはセルフタイマーの有無とハーフミラー・プリズムの金メッキ処理を、生産途中からより見えの良い銀メッキ処理にと変えたってことらしく、VL2の方が上位機種みたいです。発売時期は一年違いでL2の方が古かったりしますが、同じよな名前と形で発売時期が一年しか違わないのでは色々と間違いが起きやすかっただろうことは想像に難くないです。

カックカクなのがこの時代のCanonらしいです

シャッター幕は布幕

ファインダーが見難かったりシャッタースペックがショボかったりはしますが、シャッターを切った際のタイムラグは流石に小さくて、非常に好感が持てます。

後発で上位モデルのCanon7よりもシャッターのキレは良くて、この辺りはレンジファインダーの面目躍如ってところ。

大変気持ちのいい操作感です。

CanonのL39マウントレンジファインダーカメラはオークションだと安値で出されてることが多いのですが、最後の30分で驚くほど値段が上がって結局買えなかったりすることが多いです。

コイツもそうなのかと思って試しに入札してみたら、あっけなく落札出来てしまたのでチョット拍子抜けしました。

ですが…「落札出来てしまった」ってときは大体が不具合品だったりします。

一応、今回のは説明文に不具合の記載は無かったのですが、届いたブツを調べていると距離計の連動レバー・ローラーの動きが大変悪かったです。

上のレバー・ローラーがダメになってます

押し込んだらそのまま奥に押されて戻ってこないので、距離計でピントを合わすことが実質出来なかったりします。

距離計が壊れたレンジファインダーって何やねんーって状態。

グリス切れとかそういった症状な気がするので、此処は是が非でも治したいところ。

暇になったら治そう…ってこれで何台目だろう…

いつ見ても好ましいカタチです

 

 

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ルンバみたいなヤツ

時代が進んでるなぁ…

久々に関西国際空港に行ったんですが、コロナ禍の影響で色々大きく変わっていて浦島太郎状態でした。

因みに乗るのは国内線。そろそろ海外行きたいなぁ…

変わった点としてはマクドナルドは健在なんですが、すき屋が入っていた食堂街も全面改装中で軽く食べるときの選択肢が少なめで困ります。

といっても、私なんかは一人だと飯は何でも良いのタイプ。お金がもったいないのでコンビニでPBのカップ麺を啜るのが関の山なので、実害はないです。ただ寂しいなと思うぐらい。

またマクドナルドの向かいにあった本屋さんは「ココカラファイン」に変わっていて、何かこう紙媒体の衰退感が凄く寂しい気になりましたね。

で、時間あったんで空港第一ターミナルを出て南海電車とJRが共同で入ってる関西空港駅をブラついてたら、謎の機械がうろうろしてました。

謎の機械です

よく見たら「SECOM」の文字。

どうやら巡回警備ロボットのようです。

警備ロボットって何だか近未来。

成程、カメラで動きながら監視してるのかーと感心していたら、電池が切れたのかカート置き場のようなところにバックで入って行って充電しだしました。

充電スペースみたいです

何だかデッカイ「ルンバ」みたいな仕草です。

間違ってカートを置かれたら電池切れたりするのかな?ーとか想像しながら見てたんですが、ヤツはカートなくても充電に手間取ってました。

人間味の強いヤツです。

見回りonlyだと非効率なんで、ついでに掃除機内蔵したら一石二鳥なんですけどね。

何だか人の仕事がドンドン奪われてる感があってチョット怖くもなりますね。

 

 

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Kewpie改

おどろおどろしい…

目を惹くなぁ…

沖縄ひめゆりの塔近くのドライブインで見つけたキューピー人形にでっかいヤツ。

南国の強い日差しや台風の大風にやられて何とも痛々しい姿です。

可愛さを求めたであろう風体が余計に怖いです。

知らずに夜見たら腰抜かしそうな雰囲気。

なぜこんなところにと思ったら、近くにもう二体いました。

コイツ等はコイツラで怖い

元々は露天係止されてたのか、こっちの方が傷みは激しい目。

顔の周りなんかボロボロです。

コイツは兎も角

コッチは塗料がかなり剥がれてます

やっぱり沖縄の陽射しはキツいんだなあと再確認した次第です。

それにしても何が目的で…

 

 

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元砲弾

ホンマモンでしょうか?

久々に沖縄へ来てるんですが、ガマってやつを見に行きました。

このガマってのは色々なところにあるみたいなんですが、沖縄戦のときの悲惨な歴史が刻まれてたりします。

私が見に行ったガマは砲兵隊が屯たようで、慰霊碑の近くに錆びて折れてしまった砲弾がおいてありました。

何時頃朽ちたんでしょうね

半世紀以上前の戦争で使われたであろう砲弾が朽ちて自然に帰りつつあって、傍らには半が咲いている光景ってのが何となく心に残りました。

私は祖父が沖縄戦帰りだったので子供の頃から色々と話しを聞いて育ったんですが、戦跡ってのは何時来ても心が痛みますね。

色々意見はあるかと思いますが、武器弾薬が実際に使われない時代ってのは、やはり素晴らしいんじゃ無いかと思います。

ただ、砲弾の中身はどこに行ったんだろうとか、変なところにも気が向いてしまいますが…

 

 

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