RFへの切り替えを誘うレンズです
メインがCanonEODSR6になってから一年以上。
未だにレンズはEFしか持ってません。
確かにRFレンズにすべて買えたらそれなりに捗りそうなうえ描写も良くなるんですけど、そこはやはりコストの問題が絡んできますよね。
どうしてもRFじゃないとダメなレンズとかあったら別なんですが、RF14~35㎜F4も14㎜が必要ってわけじゃ無いんで急いで買う事も無いですし、同じように24-70F2.8や24-105㎜F4,70-200F2.8なんて定番レンズもRFの方が良いのは分けっていても今のEFレンズで仕事にならんわけじゃないんで、買わなくても良いんです。欲しいけど。
で、そう考えて代わりが利かないRFレンズって、自分の中ではRF35㎜F2.8マクロとRF85㎜F2マクロぐらいしか思いつかなかったんですよね。
でもこの二本は結構お高い(Lレンズよりは随分安いですが)上に嵩張る(大きさも同じく…)ので、買っちゃったら荷物が増えるのが目に見えてます。
勿論、撮影の幅も広がるのですが、持って行くに万つが大きく変わるので、ちょっと戸惑っちゃいます。
で、今回試してみたのがRF16㎜F2.8STM。
RFにしかない種類のレンズで小さくてお安いという、なかなか気になるヤツです。
ミラーレスならではのレンズ
カメラのレンズって、広角になればなるほどボディ側のレンズが迫り出してきますよね。
でも一眼レフだと、マウントから撮像素子面の間にミラーという結構分厚い空間を取らなきゃなりません。
なので、レンズ設計の段階でレトロフォーカスだの何だのの光学設計の妙を尽くしてその空間が詰まらないように工夫をしている訳です。
でも、ミラーレスだとその辺りを考慮する必要が無いんで自由に設計ができるそうで、比較的簡単小さくて軽い超広角レンズが出来上がるって寸法です。
径が小さい
ええ、このRF16㎜F2.8、ガワこそレンズマウント直径程ですが、繰り出す部分は非常に小さいのが特徴的。
系は実に43㎜径でLeicaのレンズを彷彿とさせる系の小ささです。
本来ならもっと径を絞ってさらに小さくできそうな気もしますが、使い勝手の面ではこれぐらいの太さは要るだろうって半段なんでしょうね。イイ感じに纏まってます。
手持ちのEF50㎜F1.8と並べても小ささがわかります。
最近のレンズって性能を求めた結果、肥大傾向にあったので小さくて軽いのに性能に妥協してないレンズってのは嬉しいですね。
16㎜という焦点距離
16㎜ってのはフィルム時代なら「超広角レンズ」ってのにカテゴライズされる焦点距離ですよね。
ただ、16-35㎜をはじめとする豊広角ズームが標準の装備となりつつある今では16㎜って焦点距離は馴染みのある焦点距離で、普通に使う分には問題もありません。
その分、わざわざ買うのもなぁ…って感覚に陥りがちですが、そこは単焦点の強みをうまく生かしつつ使っていけそうです。
単焦点レンズなので、ズームより歪みや周辺減光も少なくなりそうですからね。
大体カメラ二台ぶら下げるような現場だと、一台に24-105㎜とかをつけておいてもう一台はこの16㎜F2.8を付けておいたら大体の撮影は対応できそう。
そう考えたら早速試したくなったので、仕事帰りに堂島のCPSで借りてしまいました。
未だ触ったばっかりですが、ジックリと長所短所を把握していこうと思ってます。
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