昔懐かしいソフトレンズ
フィルム時代は結構一般的な技巧だったソフトフォーカス。
デジタルになってからは後加工ができるようになって急速に廃れた感があります。
撮影後にソフト加工をすることは出来ても、ソフトフォーカスで撮った画像をパキッとするのは不可逆的なので仕方ないと言えば仕方ないところ。
といってもフィルム時代もよくこんな怖いことしてたなぁ…なんて思いますけどね。
ソフトフォーカスといえばフィルターを使うのが手軽で一般的な方法でしたが「ソフトフォーカスレンズ」なんて挑戦的なレンズも各社からラインナップされてました。
LeicaのThambar90㎜ F2.2なんてのは結構有名どころでご存知の方も多い事でしょう。
他にもPENTAXやMAMYAなんかも出してました。
マミヤのはMAMIYA-SEKOR SF C 150㎜ F4ってヤツで、RB67用でした。
初めの就職先ではたまに出番がありましたね。時代ですね。
さて、上記のレンズは結構お高いんですが、ソフトフォーカスなんてどう転ぶかわからないモノにウン十万円も出せないと思う方が大半だと思います。
そんな人の為にフィルターのKenkoからMC SOFT 85mm F2.5なんてレンズが売ってたんですよね。
お値段は29800円。
コレなら当時のSIGMA安ズームレンズぐらいのお値段なんで買えなくもないです。
私が知ってる中で一二を争う安い単焦点レンズでした。
さて、前振りが長くなっちゃいましたが、そんな安いソフトレンズをヤフオクで落としちゃったんですよね。
送料別で2800円だったかな?当時の低下の1/10で買うことが出来ました。
これだけでもソフトフォーカスレンズの人気が無いことがわかります。
とりあえず届いたばっっかりで試写は未だなんですが、買ったは良いものの何撮ろうか考えてなかったのでちょっと途方に暮れ気味です。
こういうところにもソフトフォーカスレンズの人気が無い片鱗が見え隠れしますね。
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