80年代の先端技術ですよね
時は1980年代。
電子制御が持て囃されたころにシャッターダイヤルを廃してボタンで入力させようという動きがありました。
MINOLTAのα7000なんかだとそういった技術は操作系とマッチするので良い(使い易いわけではない)のですが、巻き上げレバーや巻き戻しクランクを装備したMF一眼レフの一部もボタン化の波が押し寄せてました。
とはいえ、Kマウントのカメラしかそういった動きは無かったんですが…
Kマウントと言えばPENTAXですよね。
MESuper以降のPENTAX一眼レフはP50までボタン式でした。
MESuperの頃は結構使い難かったんですが、SuperA辺りからは劇的に使い易くなった気がします。
おなじKマウントでもRICOHは堅実なダイヤル式でしたが、XR-Xからボタン式になってましたね。
XR-XやXR-10Mのアップダウンボタンは大変使い難かったので、これがXR-Pとかの時代にボタン式へ舵を取っていたら結構面白いモノが出来たのかもしれません。
さて、Kマウントといえば最近だとCOSINAですよね。
COSINAは結構色々挑戦してまして、CT-7Computerなんかだとボタンが4つも付いてます。上部に液晶なんて無いので、ファインダーを見ながら手探りで操作します。
なかなか厳しいです。
厳しいことが分かったのか続くCT-9ではシャッターダイヤルっぽいところに大きめのアップダウンキーが付きました。
コレは結構使い好くて流石はCOSINAってところです。
ただ、ここまでするならダイヤルでええやんーって誰もが思うところです。
その後の変遷を見るとシャッター速度の入力ってのはダイヤルが一番いいよねってのが共通認識ですよね。
でも、それに至るまでの紆余曲折を振り返ってみるとなかなか面白いものがあります。
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