妙にディープなお寺さんです
妻が急に「須磨寺行きたい」なんて言い出したもんで午後から須磨寺へ。
10年ほど前に取材で行ったことがあったんですが、京都や奈良にある普通のお寺さんと比べて色々と変わったお寺さんだなぁ…ってのが第一印象でした。
手をかざすと音が出る像やら動き出す猿の置物やらがある一方、一の谷の合戦で打ち取られた敦盛の笛が保管されていたりと歴史深い一面もあります。
初めはそれが目的かと思ったんですが、須磨寺の一番奥にある駐車場に着くと妻はそこからドンドン表の方に歩いていきまして、到着したのは「東南アジア風な祈りの回廊 亜細亜万神殿（ネパール大震災復興紀念堂）」ってところ。
須磨寺に寄進された東南アジアやインドの石仏の安置、及び、ネパール大地震被災者慰霊と復興を祈る場として、2016年に整備されたそう。
成程、妻の趣味にピッタリです。
中は日本とは思えないようなブラフマー神やらガルーダやらのヒンドゥー教の像やらレリーフ、仏教のモノやら何やらいろいろなモノが回廊を取り囲むように一切合切展示されていて雑多な感じがなかなかいい雰囲気。
この辺の融合具合も緩くて面白いです。
亜細亜万神殿を堪能した後は敦盛の像を見ながら山を登って３猿+２猿やら孫悟空やら妙に東南アジアな狛犬やらを見つつ帰りました。
駐車場が正面ではなく裏手の神明道路沿いにあるのがわかり難いですが、無料だしエレベーターもあるのでそれほど不便じゃ無いです。
何よりも近場で一部だけですが海外旅行気分が味わえるので、けっこうオススメ。
見どころだらけなお寺さんなので、皆様も夏休みのショートトリップに如何でしょう？
↓良かったらポチってやってください
