雑食カメラマンの雑感記

神戸でフリーカメラマンをしています。写真やカメラのことを主に書いていこうと思いますが、たまに脱線します。よろしくお願いします。

SIXOCTAVE EOS5D MkⅣ用縦グリです

サードパティーの縦グリ(中古)ですからね…

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ジャンクに(一応)現役機用のパーツがあるとは思いませんでした

いつものように帰り道でジャンクを漁っていると、妙にスイッチのゴテゴテした縦位置グリップ/バッテリーパックを発見しました。

Canon用と思しき縦位置グリップなのに、矢鱈スイッチが多くて図体も大きい目となるとEOS5DMarkⅣ用かな?と思って手に取ると、見事に当該機種用の縦位置グリップでした。

その場にEOS5DMarkⅣがあれば試したりできたんですが、生憎カバンの中にはEOSR6しか入ってません。

精度的には大丈夫なのかなと訝しみつつも、安すぎる1000円というプライスと「一期一会」なんて都合のよい言葉が脳裏をよぎったので、持って帰ることにしました。

使えたら安いんですが、使えなかったらゴミです。

この辺の賭け的な感覚がジャンク漁りの妙なんでしょうね。

まあ、お昼奢ってもらったからエエか…なんて都合のいいことを考える辺り病気なのかもしれません。

成程、病気なら薬代と思えばいい訳だ…

何と言っても1000円

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お値段は1K

こう云った、必要に駆られて買うものでない場合は安いに越したことはありません。

勿論、使えなきゃ意味がない訳ですが、縦グリなら壊れてもパージしちゃえば撮影は続行できますし、何よりもバッテリーパックって用途ならおいそれと壊れるもんじゃないでしょうからそれなりに勝算(?)はあります。

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一応、通り一遍の機能は付いてます

EOS5DMarkⅣ用なので、タテ位置グリップと言えどもシャッターボタン/メインダイヤルのほかにスイッチ4種とジョイスティック的なのが付いていますがコイツ等が動いてくれるか否かで使い勝手はだいぶ変わります。

まあ、最終的にはカメラの緩衝材的な役割でもイイかなと、だんだんネガティブになりつつも会計を済ませて帰途に就きました。

まあ、サードパティらしいかな?

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バッテリーを入れるところが固いのはお約束

サードパティのパーツって純正と質感がイマイチってのがデフォルトですが、このSIXOCTAVEももれなく質感がイマイチです。

まあ、本家本元はマグネシウム製で素材からしコストダウンしまくりなわけですが、貼り革も何故かベタついていてこのご時世にベタついた中古ってのは非常にいい気持ちしないです。

もちろん、スイッチ類はクリック感はあるものの、なんとなくガチガチした安っぽさがあって「これで我慢するのか」って気持ちになる切なさがたまりません。

何よりも買って帰ってEOS5DMarⅣに付けたところ、電源とシャッターボタンは反応するものの、ダイヤル類が総じて反応しないという残念な状態でした。

「ひょっとして精度が低いのでちゃんとハマってないだけじゃなかろうか?」と思って騙し騙しズラしながら嵌めると、ダイヤルもスイッチも一応反応するようになりました。

ただし、完全にはフィットしなくてどうしても隙間ができてしまうのはご愛嬌。

「ホンマにこれ大丈夫か?」って思わせるほどカチッとハマりませんでした。

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何よりも隙間が…

で、隙間ができるってことはEOS5DMarkⅣの「完全な防水じゃないけどなんとなく防水ですよ」と云うなんとなく防水が機能しないことを意味します。

縦グリを付けたことでEOS−1Dほどでないにしろ嵩が増して多少なりとも立派な形になったEOS5DMarkⅣですが、実用面ではプチ防水が効かなくなってしまって妙に頼りなくなってしまいました。

まあ、バッテリーが2個入るようになったんで、長時間の撮影が出来るようになったんですが、その手の作業的な撮影は耐久度調整に出してシャッターユニットを交換したEOS5DMarkⅢを使うので、結果的にEOS55DMarkMarkⅣに中途半端な縦位置グリップの必要性はないんですよね。

まあ1000円というお安いお値段だったんで、縦グリが本格的に気に入ったなら本物を買えば良いわけで、とりあえずは使ってみようと思います。

今度はEOSR6用の縦グリが転がってないかなぁ…

 

 

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