雑食カメラマンの雑感記

神戸でフリーカメラマンをしています。写真やカメラのことを主に書いていこうと思いますが、たまに脱線します。よろしくお願いします。

COSINON-W24㎜F2.8 寄れないワイドレンズ…

何時手に入れたんだろう…?

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COSINON-W24㎜F2.8です

最近触っても無いなぁ…なんて思ってRicohのXR-20SPを手に取ってみたんですが、ツイてたレンズがCOSINONの24㎜F2.8。

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こんなレンズいつの間に手に入れてたんだろうと思って弄ってみたんですが、とりあえず撮ってみないことには始まらないので、仕事用のカメラに付けれるようにして持って行きました。

寄れない広角…?

よくよくレンズを見てみると、距離環の数字が∞~0.8で終わってます。

どうも80㎝までしか寄れないレンズのようです。

時代を感じさせますが、M型ライカでも70㎝まで寄れることを考えるともうちょっと頑張れるやろ?って思いますよね。寄れないなんて一眼レフのアドバンテージが皆無です。広角レンズでマニュアルフォーカスの上に寄れないなんてスパルタンなレンズもあったもんです。ズームの方がまだ寄れるっていうのがね。

寄るならマクロレンズでどうぞーみたいな感覚なんでしょうか。

基本はそれなんですけども、やっぱり広角レンズって寄ってナンボなところがあるように思いますが、この時代はそれほど重要視されてなかったんでしょうね。

そういえば、90年代前半に量販店の片隅で売っていた「COSINON-W24㎜F2.8 MC MACRO」とは違うレンズみたいで、マルチコーティングは施してあるもののマクロ機能は付いていないので、当該レンズの前の型みたいです。多分。

でも寄ってみる

それほど寄れるレンズって訳では無いんですけども、広角の端レンズ付けたら寄りたくなるのが人情ってモノです。

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こんなのしか…

とりあえず仕事先なんで場所が特定できないようなものを撮ってみたら、時節柄クリスマスツリーしかありませんでした。

この程度のモノなら80㎝までしか寄れなくてもそれほど不満は無いんですけどね。

まあ、レンジファインダー二眼レフなんかで撮る時に感じるもどかしさなんてのが創意工夫を生み出すこともあるもんで、何でもできる優等生的な機材ばかりだと画一的な撮り方しかしなくなっていけないのかもしれません。

そう云った意味において、撮り手側に無理難題を与えるような縛りの多い機材ってのはトレーニングとしても良いのかもしれません。

一応、マルチコーティング施してあるみたいなんで、天気のいい日にでも再度撮ってみたら面白い発見があるのかもなんて、淡い期待を寄せてしまいます。

ピントの方もミラーレスなんで、ヘタにパンフオーカスで使うよりも良い結果が得られるんじゃないかとポジティブに考えてます。

マウントアダプター

そうそう、前述したとおりこのレンズはマウントアダプターを経由してEOSR6で使ってます。

Kマウント→EFマウントアダプターにEF→RFマウントアダプターを噛ましてます。二重アダプターです。

どうもこのアダプター「逆京セラ仕様」でした、レンズの指標が上から見て少し左にズレてるんです。KYOCERAの一眼レフは初号機230AFのピラミッドみたいな内蔵(⁉)ストロボを回避すべく右手側にズレてついているんですが、コイツは逆側に傾いてます。

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何故かズレた指標

まあ、今は距離環の幅が云々言うような時代じゃないので、使いが手はそれほど悪くないのですが、見難い事は見難いです。

レンズ固定ピンも変なところについてるので、外でレンズを落としてしまいそうなのが怖かったりします。

まあ、落としても安物レンズばっかりなんですけどね…

 

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RIKENON50㎜F1.7

 新旧撮り比べてみました

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新(?)旧RIKENONです

そういえば買ったきりフィルム通してないRicohのTLS401が気になって触ってたら、ツイてるレンズがRIKENON50㎜F1.7ってのが目に付きました。

blog.kobephotomic.workそういえば、何台もあるXRシリーズには同じ銘柄のチープなヤツが付いていたよねと思い出してみてみると、新旧で作りが結構違うんですよね。

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大きさ・重さが全然違います

そもそも新型はKマウント旧型はM42マウントなんでマウントからして違うんですが、銘は同じなんですよね。

試したくなったんですが、フィルムを詰めてみても纏めて現像するので結果が判るまでには相当なタイムラグが生じますので、とりあえずEOSR6にマウントアダプターを噛ましつつ使ってみました。

こういう時にデジタル、特にミラーレスって便利ですよね。

ピントのヤマが掴みにくいレンズでもなんとかなるので助かります。

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こういう時にミラーレスが便利です

とりあえず逆光に弱いのはわかった

誰もが予想する「古いレンズは逆光に弱い」

勿論このレンズも弱いです。

M42もKマウントのもどっちも弱い。

SMCのPENTAXなら強いのかな?って思いますが、現代のレンズより逆光に強いオールドレンズなんて多分存在しないんで、当然と言えば当然の結果ですよね。
まあ、フレアやゴーストの出かた云々なお話になるんですが、逆光時にハレちゃうと何か醒めますよね。モヤっとするのはあんまり好みじゃ無いです。

加えて自分は逆光大好きなんで、新しいレンズの方が性に合ってるのかもしれません。

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デカい目のゴースト出てる方がM42マウントです

因みにテストならどのコマがどっちか明記すべきなんですが、買い物ついでに撮ったんでスッカリ忘れてます。
多分コッチだろうって感じでやってるんですが、どっちがどっちかわからない位に差が少ないのかなって思っていただければ…

こういう時に電子接点付きだとレンズ銘やら絞り値やらが出るんで非常に便利なんですよね。便利なのに慣れ過ぎてしまってるのがダメですね。

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多分左がM42なんですが、もうどっちがどっちやら…

 

 

 

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お稲荷さんのニャーニヤー

千本鳥居の途中に居る猫です

京都は伏見稲荷に再び行ってきました。

千本鳥居の途中、重軽石の所にある土産屋に猫が居ます。

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あまり人慣れしてないような…

場所柄人慣れしてるのかと思いきや、構おうとすると逃げるので小憎らしいヤツです。

私も逃げられたので鳥居の隙間から一枚撮影。

まあ、逃げるから追いたくなるんですけどね。

なかなか分かってるヤツです。

 

 



 

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国鉄型

考えたら30年以上昔のお話

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古すぎず新しくもなくって感じが良いのかもしれません

最近は京都に行く用事が多いんですが、先日の京都へ行ってきました。

お仕事で伏見稲荷に行って、夕方には花園まで戻るってルートなんですが、帰りはアシが無いので電車で花園まで行きます。

JRの奈良線は昔から中古車両の掃きだめみたいなところで、ボロボロに使い古された国鉄型の電車が沢山走ってます。

並走する近鉄電車にボロ負けなので、勝負を投げた感があったんですが、ここしばらく複線化したり列車の本数を増やしたりと少しでも挽回しようとしてるみたいで、便利になってきました。

私が乗ったのも銀色の電車で、奈良線の癖に新しいやないかーと思ったんですが、よく見たら銀色でもそれなりに薹の立った電車で205系って言う国鉄時代からあるヤツです。

それでも古めかしい伏見稲荷の駅に入線する様は、それなりに新しく見えて映えるもんです。ちょうどいいバランスなのかもしれません。

好き嫌いはあるんでしょうけど、古奥哲時代までの電車は銀色のヤツでも重厚感があってイイですね。

それにしても伏見稲荷から花園まで、そこそこ距離あると思ったんですが運賃はたったの200円でした。バスより安いです。

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久々に奈良線乗りました。意外と便利です。

京都の観光にはJRが一番便利で安いのかもしれません。

 

 

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懐かしのNight Shot機能 Cyber-shot V3

今の所、使い途はないけど…

昨今、高感度にやたらめったら強くなったデジタルカメラですが、CCDのころは高感度が本当に弱くて暗いところはストロボ必須でした。

15年ほど前、CMOSセンサーがCCDと比べて劣ってるだの何だの言われていた頃は、フィルムより若干高感度域に強い程度の性能でした。

で、それを補填する意味でSONYのデジカメにNightShotなんて機能がついてました。

ビデオカメラの一機能としてのほうが認知度は高いんじゃないかと思えるNightShotですが、静止画だとどんな感じなんだろうかと興味は尽きないところでした。

あ、別に赤外線撮影でスケスケとかそう云ったのを期待してるわけじゃないですよ。

ホントに。

ただ、いかにもデジタルって感じの処理がどんなもんなのか興味があるって訳でして…

で、ちょうど落札したSONYCyber-shot V3 にその機能が搭載されてたので、どんなもんだろうと試してみました。

三脚もなければ被写体選びも杜撰

「試してみる」なんて偉そうなこと言いながら、結局は仕事の行き帰りでチョロっと撮るだけんですよね。

で、Nightといえば夜景なんで、神戸の夜景的なの撮ってみたんです。

先ずは蒲鉾みたいなホテルを撮ってみたんですが、三脚もないので自転車のサドルに押し付けて撮ったために結構ブレブレでした。

更にはCyber-shotV3ってシャッター切ってる感が感じ難いんですよね。

いつシャッターが開いているのか把握できないんで、結果としてブレブレでした。

たちの悪いことに背面液晶の解像度が低すぎて失敗がわかり辛いという、ね。

まあ、言い訳はこれぐらいにして比べてみたらこんな感じです。

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まあ雰囲気だけでもわかってもらえたら…

なんとも形容詞難い写りします。

まあ、モノの形はわかるよなーって感じです。

見たものを「こんなんやってん」って伝えるのに、NightShotの写りだとだいぶしんどい感じです。形わかっても雰囲気がわからないんじゃないかな?と思いますが、いかがでしょうね。

で、もうちょと遠景も撮ってみたんですが、更にわけわからん感じです。

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不安な気持ちになる描写です

昨日の巡視艇扶桑號です。

色合いやら何やらが1990年代の湾岸戦争の時に米軍機が録った記録映像みたいな雰囲気です。

モノがモノだけにそれっぽくみえてしまいます。

確かに暗い時に写るってのは、撮れないよりも良いんですが、なんかちょっと厳しいですよね。

撮り方やら後処理等々で何か良い風に持っていけたら良いんですが、いつも見る絵とあまりにかけ離れてるので、何処をどうしたら良くなるのかわからない状態です。

暗所で撮るのって本当に難しいもんですね。

 

 

 

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復活のV3 SONY CYBERSHOT DSC V3

今回のはちゃんと動きました

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動いてくれるだけでも嬉しいもんです

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先日落札したSONYのCyberShot V3。

一回失敗してるんで、今回はちゃんと動いて欲しいところでした。

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ヤフオクで充電器が550円のプライスで出てたので、注文してみたらこちらもきちんと動いてくれて、しっかり充電済ませたV3を持ち出すことが出来ました。

有難い話です。

カメラなんて動かしてナンボですからね。

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まあ、それなりに写ります

で、2004円のカメラの性能は…明るい所ではまあまあ使えそうな感じ。

なかなかやりよります。

RAWやTIFFも撮れるらしいんですが、今のところそのやりが方がわかりません。

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このモードダイヤルからしてわかり難いです

この時代のカメラって、詳細なセットアップはダイヤルy上のセットアップモードから入るので大変わかり辛いんでうsが、更にわかり辛いのは其処だけでなくて他の個所からセットアップする機能もあるので、じっくり見て見ないとわからない箇所が多くあります。長く楽しませてくれそうです。

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RAWで撮ろうかなーと思っても設定がわからないという…

因みに写真のお船海上保安庁の巡視船。名前は「扶桑」。ひらがな書きですが、彼の違法建築的に艦橋が高くて有名な旧海軍の鈍足戦艦と同じ名前です。

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イイ感じの所に居ます

名前が名前なんでグッとくるところがありますが、他にも名前が被るお船って結構ありそうです。

お話が脱線しましたがCyberShotのDSC V3、それなりにイイ感じで撮れました。

やはり古いとはいえ高級コンパクトなんで、力を入れて作られてそうな感じです。

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この程度なら楽勝です

前回ご紹介したDSC-HX5Vとかの方が新しくて良い描写をするようなもんですが、やっぱりハイエンドの重厚感というか、これぐらいのサイズ感は欲しいところ。

色々と細かく弄れ無いならスマホのカメラでも良い訳ですしね。

 

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SONY Cybershot DSC-HX5V 普通に優秀目なコンパクトデジカメです

悪い所が見つからない平凡さがウィークポイントかもです

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まあ、普通のコンパクトデジカメです

先日、勢いで落札してしまったSONYのCybershot DSC-HX5V。

チョット前に同じようなのを落札したら不動の故障品(通電はする)でしたので、その雪辱戦と云ったところですね。

 

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先日のH55にしてもそうですが、この辺のクラスは今では絶滅寸前。

それなりに価格は抑えられてるけど、機能は目いっぱいで野心的な作りーなんての今では本当に見なくなり禍したよね。何と言うかスマートフォンのカメラにほとんど食いつくさえたカメラ専用機の悲哀なんてのを感じますね。

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見た目ほとんど同じ機種です

ただまあ、この頃の製品になると気になるような箇所は少なくて飛び抜けて変な個所を見つけるのに苦労するくらい。

結構、優等生だったします。

ただ、レンズのF値が暗い目で、ボケたりし難いのでどうしても撮ってて面白くなかったりしますが、ターゲット層の用途を考えたら仕方ないですよね。

携帯よりも小さいので持ち運びは苦にならず、望遠も効いてイイ感じに撮れるので家庭向けには最適な一台だったんじゃないかなーと思います。

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ちゃんと動くだけでも有難かったりします

電池はW350やH55と同じなので流用出来ます。

ただ、この個体は残念ながら中の電池止部品が折れちゃってたので、ちょっとしたことで電池がさようならします。

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電池押さえる部品が折れちゃってます

直ぐに治りそうで治らないのがもどかしい所です。

面白かったのがマニュアルモード。

イメージセレクトや全自動のほかに、プログラム露出の所謂「P」ポジションとマニュアル露出の「M」ポジションが付いてます。

そのマニュアル時では選択できる絞り値が解放とF8だけなんです。

シャッター速度は結構幅広く選択できるんですが、絞り値だけ2択ってのがなかなかスパルタンな感じだなと思ったんですが、考えてみたらF8「以上だと解析現象が起きますし、4.25-42.5㎜なんて広角レンズなんでほゞほゞボケないからコレが一番合理的なんだと思います。

まあ、このテのカメラでマニュアルなんて普通は使わないでしょうしね。

ちょっと色々撮ってみないと判断し辛いんで、とりあえずは持って行って色々撮ってみようと思ってます。

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ズームしてもこれぐらいなんで、持ち運びは楽です

 

 

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