雑食カメラマンの雑感記

神戸でフリーカメラマンをしています。写真やカメラのことを主に書いていこうと思いますが、たまに脱線します。よろしくお願いします。

AiAFNikkor28-105㎜F3.5-4.5 独特のマクロ機構

AiAFNikkor28-105㎜F3.5-4.5

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如何にも一昔前の標準レンズって感じです

4~5年前に大阪の第四ビルで見つけたNikonの標準レンズ。

28-105㎜と、とても使い勝手の良さそうな焦点距離に惹かれて買ってしまいました。

ボディのアテは全く無いんですけどね。

とりあえず、手持ちのオートフォーカスが使えるNikonのカメラってF-601ぐらいしか無いんですよね…

 

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衝動買いって恐ろしいです。

特徴的なマクロ機構

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この辺は初見殺しな機能ですよね

衝動買いですし、適合するボディが実質ないので触った感触でしか無いんですが、このレンズって驚くほど使用するのが面倒臭そうです。

単なる標準レンズなんですが、欲張ったせいで面倒な機構になってます。

何がメンドクサイと思うかっていうと、マクロ機構なんですよね。

確かに標準域のレンズで「寄れる」ってのは大きなアドバンテージ。

レンズ付けっぱなしっで何でも撮れるのが標準ズームの目指すところでしょうし、焦点距離がテレ側に振れれば振れるほど最短撮影距離も伸びる傾向なんで、どれだけ寄れるかは各社腕の見せ所といった感じでしょうか。

大体、フィルム時代当時の標準レンズだと最短撮影距離は50センチ程度ですよね。

そこから「どれだけ寄れるかわからないマクロ表記」で寄れるだけ寄るのが一般的なマクロ機構でした。

ズームリングにマクロ機能を組み込んでテレ端、またはワイド端でリングを回して寄れるようにしたタイプも多かったですね。

この辺はまだわかるんですが、コイツはチョット変態なやり方です。

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ちょっと変わった方式です

独特でアナログなやり方

使い勝手考えたらシームレスにマクロへ移行するのが理想的。

ですが、機構的に難しいところもあるみたいです。

でも、多少面倒でも寄れるだけは寄れた方がウリになる。

なので、なるべく寄れるようにと考え出されたのがこのレンズの方式なんでしょうね。

やり方は、マクロ切り替えスイッチが付いてますが、これは焦点距離がオレンジのゾーンに入った時にだけ使えます。

つまり、50㎜域からテレ側ではオレンジのゾーンに入ってるので、鏡筒にあるマクロ切り替えの物理スイッチが動くようになります。

マクロが入ったままだと50㎜よりワイド側にはズームリングは回りません。

なので、28-50㎜間では0.5mまでしか寄れない状態になります。

コレって結構使いが手が難しいと思うんですが、どうなんでしょう?

タツキが気になります

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元々ジャンクだからかガタツキが気になります

使い勝手もそうなんですが、50㎜域からワイドに回すときにちょっとガタつく感じが気になります。

頻繁にズーミングするような使い方してると壊れそうな感触でヒヤヒヤしますね。

標準レンズって結構ラフに使われることが多そうなレンズなんで、いろんな意味で複雑な機構は怖いです。

まあ、ボディをもってないヤツの戯言なんで実際に使ってる方からしたら「何言うてるねんコイツ」って感じかもしれませんが…

やっぱり実写してみたいと何もわかりません。

何とかしてボディを手に入れないとダメですね…

 

 

 

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