肝心な時にダメだったヤツですが…
娘の卒業式にテンでダメだったMAMIYAのZEーX。
所詮はジャンク品と思いつつ寝かせてましたが、ふと、底蓋が外せそうな気がしたので外して接点をもう一度磨いてやりました。
下位互換と言ってはアレですが同じMAMIYAならZMも持ってるので、35㎜でMAMIYA SEKORを使いたくなってもボディには困らないんですけどね。やっぱり「ピントぴったし!」なカメラには動ける状態でいてもらいたくて…
ボタン電池は液漏れが厄介
単三電池や単四電池の液漏れは量が多くて困りものですが、LR44などのボタン電池も接点を掃除し難いところがヤられるので厳しい状態に陥ります。
それでも、大体のカメラは筒状の電池ケースになっていて、そこそこ開口部が大きいのでヤスリを入れるのも難しくは無いんですが、ZE-Xは独特な電池入れなので上手い事ヤスリが入らないんですよね。
それでも何とか無理やりにどうこうしたんですが、清掃が行き届いていなかったんでしょうね。本当に液漏れって厄介です。
底蓋外し
全開清掃したときにどうも不十分だったので、今回はシッカリとキレイにしてやりたいものです。
ふと見てみたら底蓋が比較的簡単に外れそうなので、底蓋を外して腐った接点を確実に磨けるようにしていきます。
底蓋を外すと電池室の蓋も自動的に外れますので、非常にやりやすくなりました。
ついでに電池蓋の方もブラブラしないから確実に磨けるので一石二鳥。
端に青さびは残るものの、接点自体は非常にきれいになりました。
もっと早くやっときゃ良かった…
不安は残るものの…
接点をキレイにしてスイッチを入れたら元気にセルフタイマーのピコピコ音が鳴りました。
ZE-Xは小さなグリップにセルフタイマーのスイッチが付いてますので、築かずにセルフタイマーが作動することが多いです。
ピコピコなったらスイッチを切ればリセットできるのでそれほど実害はありませんが、ちょっと鬱陶しい機能ですよね。
で、セルフタイマーのスイッチを切って、さてもう一回シャッターを切るかとシャッターボタンを押したら反応がありません。
コレは磨きが足りんかったか?と思いましたが、電池蓋を開け示しているうちにスムーズに動くようになりました。
どうも本調子ではないようです。
因みに今回接点を磨く前、電池自体にも液漏れのダメージがあったみたいで、電池の表面に錆が浮いてました。
ひょっとしたらカメラ内に残っている液漏れの所為でダメージを受けてしまったのかもしれませんが、これ以上となると前バラシしないとダメなんで、とりあえずはこのまま様子見とします。
本当に液漏れって厄介です。
リチウム電池って素晴らしいって事に今更ながら気づきました。
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