雑食カメラマンの雑感記

神戸でフリーカメラマンをしています。写真やカメラのことを主に書いていこうと思いますが、たまに脱線します。よろしくお願いします。

RicohXR-7 MⅡ MⅡってこれが初めてでは?

ヤフオクって恐ろしいですね

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今回は一眼レフです

今更ヤフオクの恐ろしさに震えております。

最近は「誰も入れてないけどシャレで入札してみよう」って動機でうっかり落としてしまったものが続いてましたが、今回は一円スタートからのヒートアップという「自制が出来ない人」みたいな理由で落としてしまいました。

今回のブツはRicohXR-7 MarkⅡ。それとRIKENON P 28-105㎜f3.5-4.5です。

そういえばカメラ名の後にMark〇〇って付けたのは、この機種が初めてではないでしょうか?

Mark2と言えば…

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この感じが堪りませんな

Mark2って言うと、世間一般では車ですよね。

トヨタのコロナMark2、マーク2って表記の方が一般的なぐらいMark2な車でした。

そういえばコロナって今は不穏当な語句なんでフェードアウトしててよかったですね。

「新型コロナ誕生。お求めはお近くの販売店へ」なんて今ではやりにくいですもんね。

そういえば、晩年はMarkXとかヘンテコな名前の後継車に取って代わられてましたが、そしたらMark3~Mark9までは何処へ行ったんやって話ですよね。


あと、昭和キッズにはお馴染みのガンダムでMark2ってのがありましたね。
何というか現代版にリメイクしたのがMark2って印象でした。

あとはRAFのHurricaneもMark2から各段に強化されてますよね。

RicohのXR-7はどんな感じにブラッシュアップされたんでしょうね?

 

ザックリとしたスペック

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まあ、一般的なスペックです

ロングセラーだった初代のXR-7は、RicohのKマウント機。

絞り優先AE +マニュアルで、シャッターは電子制御でB.X.1~1/1000sec
XR6からはじまったコンパクトな一眼レフシリーズの最高機能機。最高機能機なのにレンズ込みで3万9800円と大変お求めやすいお値段設定が魅力で、結構売れたみたいです。 一眼レフとして考えられる機能のすべてを盛り込んでいるうえに、新鏡胴の50mm F2レンズを組み合わせた場合、当時の一眼レフとしては最軽量だったとか。

で、今回のMark2はスペック的には別売りの自動巻き上げ装置(ワインダー)が付かなくなって、AEの時に1/2000が使えるようになったというぐらいのマイナーチェンジ。

但し、ボディシェルは旧来のRicohオリジナルからコシナ系のそれにシフト。NikonFE10やらその辺のコシナ系兄弟機です。

まあ、当時としては廉価版で可もなく不可もなくって感じのカメラでした。

RicohXR-7 MarkⅡの思い出…

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XR-7MⅡの字も消えかけてます…

そういえば高校時分に友人からカメラを買いたい相談を受けてまして、当時ちょっと拗らせてNikonF2とかを使っていた私は、ついついこのXR-7Mark2を勧めて買わせてしまった苦い思い出があります。

やっぱり漢はマニュアルやろーってな感じで…

あの時はT君ごめん。EOSとか勧めたらよかったかもです。

自分ではイイと思ってたんですよ。数少ない新品で買えるマニュアルフォーカス機でしたからね。Kマウントなんで中古でレンズも豊富だったんで…

付属レンズは

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付属レンズは最短撮影距離が2mと恐ろしいスペック

付属のRIKENON P 28-105㎜f3.5-4.5は普及価格帯の高倍率ズーム。

性能はお察しな感じでしょうけど、何が困るかって最短撮影距離が2メートル!

105㎜の時にしか使えないマクロ域にしたところで1.5メートルという長さ。

なかなか使いにくいレンズです。

28㎜で最短2メートルって、全く寄れません。

まあ、初めからオマケ程度にしか思って無かったんで良いんですけどね…

因みにこのレンズは「P」が付いてるので、XR-Pとか20SPとかでプログラムAEが使えます。持ってないのでアレですけど。

因みに粉のPレンズの電子接点は1個だけ。将来性とか何も無いです。

今回のブツは…

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バランスはエエ感じ。でも最短が2m…

 ヤフオクのジャンク品なんで、ちゃんと作動するかの保証はありません。
もはや定番となっている表面ゴムのベタつきは、エタノールで拭いてやったらアッサリと取れました。基部まで加水分解する素材を使って無かったので助かりましたが、テカテカで見苦しい姿になってしまったのは仕方ないところ。

心配の種だった電子シャッターですが、FujiのGS645Sから引っこ抜いたLR44を2個噛ましたところ、ウンともスンとも言いません。

どうやら今回もハズレを引いてしまったかと落胆。やっぱり電子シャッターはこれだから信用ならんわって思いました。

でも、待てよ。

抜いた電池は某パソコンショップで売ってる10個178円の電池。それを1年以上カメラに入れっぱなしです。

この電池では、メカニカル機の露出計ならまだしも、電子制御のシャッターへの電力供給はダメなのかもしれません。

電池が結構ヤレていた可能性を考えて、奮発して買ったメーカーモノの電池(2個で180円)で再度チャレンジしたところ、無事に動いてくれました。

やはり価格差5倍は伊達ではありません。

3個目にして、やっと文鎮以外のモノを落とせて感無量です。

あとはフィルムを詰めて試写に行かないと…

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何故かアイピースシャッターみたいな部品が瞬間接着剤でくっ付けられてました

 

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