あまりにもToy過ぎて…
先日のトイデジカメに続いて、またもや使い物にならなさそうなカメラを入手。
ボーリング場のRoundOneの景品カメラという説明に惹かれてしまうトイカメラです。
因みにフィルムカメラ。
もう、今となっちゃ使えな過ぎて泣けてきますね。
このテのカメラってRoundOneのみならず20年前はゲームセンターのクレーンゲーム景品とかで結構見かけました。恐らく固定焦点で単焦点、シャッターも単速で写ルンですを意味なく大きくしたような殲撃8型みたいに不格好で意味無く矢鱈ゴツいのが魅力的。さらにはホットシューが付いてるので何となく発展性がありそうな錯覚を起こすんですよね。使えないのは解ってても本能が求めてしまうのかも知れません。
初めて見た時は軍艦部左肩部分にRicohのXR-20SPみたいな飾りが見えたので「ひょっとして露出計付きとか⁉」なんて虚しい期待を抱いてしまいましたが、実際は単なるISO感度表示に過ぎないので紛らわしいです。だいたい電池入れるところがどこにもないですからね…
付属するストロボもTTLなんて「何それおいしいの状態」で、外光オートすら対応してなくて、ただひたすらフル発光を繰り返すマニュアルonlyなストロボ。露出オーバーに強くいネガフィルムの恩恵と、失敗写真を可能な限り補正しようとしてくれる当時の優秀なラボがあってこそ使えるシステムです。
因みにこいつにはフィルターセットが付いてるってことでしたが、実際には紙コップみたいな形の筒にアンバーのフィルターとソフトフォーカスフィルターが付いてました。
ただでさえピントが微妙な固定焦点カメラにそんなモノ付けたら撮った写真がボヤッボヤになるんじゃないかと危惧するところですが、このカメラはそんな失敗写真スレスレになるような写真が良いと思う層向けの製品みたいです。
まあ、ソフトフォーカス写真もミョウチキリンな色付きな写真も一回やったら大体飽きますけどね。
いやそれにしてもコレって原価ナンボぐらいなんやろう…
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